手小荷物輸送のお供
2011.07.15
国鉄時代、中長距離列車なら荷物車が連結されているのが当たり前だった時代、荷扱いの多い駅の片隅にはこんなバッテリーカーが置いてありました。1986(昭和61)年11月改正に鉄道小荷物サービスが廃止されましたが、かつて駅のホームは乗客だけでなく郵便袋や荷物袋も幅をきかせていました。そんな重い荷物を運ぶのにバッテリーカーが使われていました。
手小荷物輸送のお供(名称不明) 2007年12月15日 米子駅
身近なところでは、相鉄線にはモニ2000形、小田急線にはデニ1300形、横浜線にも73系4両編成の東神奈川方にクモニ13形(旧モハ34形)が併結されていました。いまでは4扉車しか走っていない通勤路線ですが、その当時はまだ冷房車が珍しかった時代です。
コメント
その昔、運送屋に勤めていた時にこいつが「荷物」として発送されてきました。見てくれにも関わらず超重量級、しかも転動防止用にブレーキがかかったままだったので集荷トラックから幹線トラックへ載せかえるのに従業員総掛りで大騒動した記憶が有ります。
2011.09.05 00:13 | のんまると
「ターレット」という名前だったんですね。ありがとうございます。
荷物用の跨線橋はすっかり見なくなりました。駅撮り形式写真を撮るときに邪魔なものでしたが、なくなってしまうと寂しいものです。
2011.07.16 22:21 | 管理人(伊藤正宏)
「ターレット」ですね。現在は築地市場などで見られますが、荷物扱いをしている駅では、ホーム間移動用のリフトとセットでつきものでしたね。
なお、本文中「クモハ13」は「クモニ13」ですね。
2011.07.16 02:00 | STEINER
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