大井川鉄道に譲渡された元「SLやまぐち号」の展望車(オハフ13 701)
今年の春は例年より暖かく、雑草の伸び始めが早いようなので、少し焦りながら撮影希望地の天気予報を見ています。
雑草が気になる場所柄ほとんどはローカル線で、しかも西日本方面。
しかも、土日にならないと動かない車両が多いので、なかかな稼働できません。
こんなことで1〜2年ほど遠征のタイミングを図っていたら、撮り逃してしまった車両がありました。
下関総合車両所(広セキ)に配置されていた元「SLやまぐち号」用の“レトロ客車”(12系700番代)です。
宿泊費を浮かせるために車中泊で遠征したとしても、片道800kmですからね〜
12系700番代の5両だけのために行くことはできないので、ほかの地域と抱き合わせた行程にしないと…
なんて考えていたら、「SLやまぐち号」の“レトロ客車”は新35系客車に置き替えられてしまいました。
12系700番代は2017(平成29)年9月2日の「ありがとうレトロ客車」をもって引退し、数日後には下関総合車両所に回送されました。
車体の老朽化が激しいみたいだし、このままあっさり解体されるものと思っていましたが、なんとなんと翌2018(平成30)年2月に大井川鐵道に譲渡されました。
しかも、大井川鐵道は受け入れた12系700番代を新金谷駅ホーム横にしばらく留置しているとのこと。車体はJR西日本時代のままで、留置場所も中2線空きという絶好のロケーション。
JR北海道から元「はまなす」用の14系500番代を2016(平成28)年6月に購入しているので、すぐに手を付けないとしても、車体色が褪せる前に撮影できればJR西日本時代の姿が記録できる。そう思って、新金谷駅で撮影するタイミングを図っていました。
4/6(金)に雨雲が流れてくる前に半日ほど曇るような予報が出たので、クルマで大井川鐵道の新金谷駅に行ってきました。
まだ青春18きっぷが1日分残っていましたが、ドン行で静岡県内をゆっくり移動する時間的余裕がなかったので、新東名高速道路でサクッと行ってきました。
ということで、今回は元「SLやまぐち号」の展望車、オハフ13 701(広セキ と標記)をアップしたいと思います。
オハフ13 701(広セキ と標記) 2018年4月6日 大井川鐵道新金谷駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
普段は手前の留置線に「きかんしゃトーマス号・ジェームス号」用の客車が止まっていますが、SL急行「さくら号」にその客車が充当されたので、雨が降る前に難なく12系700番代の5両を撮影することができました。
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