「トレインブックス」の新入荷情報や形式写真撮影の活動成果を掲載

“き・ら・き・ら みちのく”から“リゾートうみねこ”に改装された キハ48 1506

line

相変わらず睡眠障害から抜け出せませんが、さっさと東北遠征の話しを終わらせておきたいので、今回は遠征3日目、7/1(月)の成果をアップしたいと思います。

普段は八戸線八戸〜久慈間の臨時快速「リゾートうみねこ」で使用されている キハ48 1506(盛ハヘ)です。

 
キハ48 1506(リゾートうみねこ)

キハ48 1506(盛ハヘ)  2019年7月1日 野辺地駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

キハ48形の3両編成“リゾートうみねこ”は、東北新幹線の新青森延伸開業前までは八戸〜大湊間の臨時快速「きらきらみちのく下北」で使用されていました。

写真の キハ48 1506 は八戸方の1号車で、東日本大震災直後の“き・ら・き・ら みちのく”時代に今回と同じ野辺地駅で撮影したことがある車両でした。

 
2010(平成22)年12月の新青森開業を機に「きらきらみちのく下北」の運行は終わり、“き・ら・き・ら みちのく”編成は八戸線沿線の海をイメージした爽やかな塗色に塗り替えられ、八戸線八戸〜久慈間の臨時快速「リゾートうみねこ」に転用されました。

 
八戸線は中線のある駅がないので、いつものような構図で形式写真が通常の八戸線運用では撮影できません。

ならば、臨時列車などに充当されるときに撮れないかと数年間ウォッチングしたところ、昨年(2018年)あたりから八戸〜大湊間の臨時快速「リゾートうみねこ下北」で野辺地を通るようになりました。

「きらきらみちのく下北」とまったく同じ運行経路です。
野辺地駅で数分停車するので、「きらきらみちのく下北」時代のように最低2両は撮れるでしょう…

 
ならば、曇り予報が当たりそうな平日に行けないかタイミングを図っていたところ、JR東日本のフリーきっぷ“大人の休日倶楽部パス”の利用期間の最後の月曜日(7/1)と火曜日(7/2)が曇りそうだったので、より曇る確率が高そうな7/1(月)に野辺地に行けるように石巻(DD200形の撮影)土沢(キハ141系700番代の撮影)を絡めたのが今回の東北遠征でした。

 
今回は運よく“リゾートうみねこ”編成の3両がすべて野辺地駅で撮れたので、気をよくして青森から「つがる3号」に乗って秋田に向かいました。
しかし、翌日の北東北地方の天気予報が晴れベースに好転してしまったので、酒田には向かわないで秋田駅の状況だけ確認して「こまち32号」に乗って帰りました。

 

 

割安な“大人の休日倶楽部パス(東日本)”を使った遠征でしたので、今回は移動だけで1日掛かりになりそうな撮影地ばかりを巡ってきました。

そのため撮影枚数の少ない遠征になってしまいましたが、大事なところはしっかり曇ってくれたので、気持ちのいい遠征でした。

まだまだJR東日本エリアには地味にレアな車両が点在していますので、これからも“大人の休日倶楽部パス”を活用していきたいと思います。

 
だいぶ遅くなってしまいましたが、これで東北遠征の話しはお終いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コメントの更新情報

トラックバックURL: https://www.train-books.net/kiha48_1506_2/trackback/

Recommended book

店長おすすめの鉄道本

JR各社の車両写真を撮るときに、JR車両配置表や編成両数表が手元になると大変便利です。店長もこれらの情報をもとに形式写真を撮影しています。

writing book

店長執筆の鉄道本

撮りためた国鉄形およびJR各社の車両写真をガイドブックや車両紹介コーナーのかたちで掲載しています。いずれも、形式区分の解説、形式写真、形式図、編成表などをまとめた入門書になってます。

トレインブックス

鉄道書籍や、鉄道ファン、鉄道ピクトリアルなどの鉄道雑誌がいつでも揃う鉄道専門のオンライン古本屋

国鉄型車両ファイル

PAGE TOP