「しらさぎ」時代のパンタグラフ付きグリーン制御車(クロ682-2004)
ゴールデンウィークも後半に入りましたが、鉄道写真や鉄道旅を満喫されているのでしょうか?
すっかりトレインブックスへの注文が激減している状況を見ると、まとまった休みを使って羽を伸ばしている鉄道ファンの方々がような気がします。
我が家は受験生を抱えているので遠出できないのと、休みの日くらいゆっくり片付けをしたいと思っている奥さんの思惑が重なったので、今年のゴールデンウィークは遊びに出掛けずにいます。
一昨日(5/3)までは今までどおり新事務所の片付け。
そして、昨日(5/4)今日(5/5)と2日掛けて自宅のウッドデッキの補修と塗り替え。
昨日は曇り予報だったのでDIYの日にしましたが、日焼けするとすぐに火傷する身にとって持って来いのコンディション。
でも、実際はドン曇りにならずにいい天気で、露出していた部分だけ真っ赤っか。
仕方のないことですが、この先が思いやられます。
曇りの日にしか出撃できない、そんな肌の持ち主なので無意識のうちに形式写真を撮るようになったのかも知れません。
* * *
今回は手元にあった写真をアップしたいと思います。
特急「しらさぎ」から「くろしお」または「こうのとり」系統への転用が発表されている683系2000番代のグリーン制御車(Tpsc)、クロ682-2004(金サワ)です。
クロ682-2004(金サワ) 2014年11月16日 高岡駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
これまでに何回か書きましたが、681系や683系はM車(クモハやモハ)とTp車(クハやクロ、サハ)でユニットを組み、M車への電気機器の集中を防ぐためパンタグラフや交直流機器などをTp車に搭載しています。
2001(平成13)年までに登場した681系や683系0番代はM車とTp車が隣り合って連結していましたが、683系2000番代はユニットのあいだに引き通し線を設けた付随車(サハ683形2500番代)を組み込んだため、2両または3両を1ユニットとして組成することができるようなっています。
クロ682-2004 を連結していた金サワS4編成をイラストにしてみましたが、こんな感じです(右側が米原方)。
金サワ S4編成
今回アップした クロ682-2004 は隣りの モハ683-3404 とユニットを組んでいます。
「くろしお」または「こうのとり」系統への転用では5両編成が4両編成と6両編成に組み替えられることが発表されていますので、この元金サワS4編成が6両化される場合は、5両→4両化により外されるサハ683形2500番代が クロ682-2004 と モハ683-3404 の間に組み込まれることになると思います。
逆に4両化される場合は、他方のユニット間の サハ683-2504 が外されることになります。
このような編成組み替えを見越してだと思いますが、サハ683形2500番代のトイレは車いす対応にはなっていません。
683系2000番代を直流化して289系に形式変更するようですが、183系800番代のように交流機器を他形式に譲るために撤去するのか、183系200番代のように交流機器を使用停止にするのか、どちらの方法を採るのか気になります。
なお、JR東日本の651系1000番代は後者の方法を採っていますが、形式上では交直流電車と見なされています。
JR会社によって直流電車または交直流電車として扱いが別れる可能性があるというのも面白い話しです。
どのように対応になるのか判明するにはもう少し時間が掛かりそうです。
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