「サンダーバード」付属編成の貫通形先頭車(クモハ683-3523)
先日、「サンダーバード」の付属編成に連結されている流線形先頭車の クハ681-203 をアップしましたが、これは吹田総合車両所京都支所(近キト)配置の3両増結編成が金沢総合車両所(金サワ)が受け持つ編成に連結されたときでしたので、珍しい例だったのかも知れません。
通常、金サワ持ちの「サンダーバード」には683系2000番代の3両編成(R10〜R13編成)が増結されるので、“サンダーバード”仕様のクモハ683形3500番代(クモハ683-3522〜3525)が富山・魚津方の先頭車となります。
683系2000番代はもともとJR東海管内に乗り入れる特急「しらさぎ」用に投入された車両で、5両基本編成(S01〜S12編成)と3両付属編成(S21〜S29編成)を組み合わせた5・8・11両編成で運用されています。
「サンダーバード」用の3両付属編成(R10〜R13編成)は「しらさぎ」用に引き続いて製造された683系2000番代の増備車で、番号も「しらさぎ」用の続番になっています。しかし、編成全体の向きが「サンダーバード」「しらさぎ」は互いに逆向きになっているので、それぞれの列車ごとに運用が分かれています。
R10〜R13編成は、「サンダーバード」用として先に投入された681・683系の付属編成(V編成)とも扉位置が異なるので、「サンダーバード」用車両のなかでも運用が難しい編成で、多客期にならないと撮影のチャンスに恵まれないようです。
先日の北陸遠征は3連休という12両編成が見られる時期に現地入りしていたので、「サンダーバード」用のクモハ683形3500番代をしっかり押さえることができました。
ということで、今回は“サンダーバード”仕様のクモハ683形3500番代、クモハ683-3523(金サワ)をアップします。
先日アップした クハ681-203 と同じ付属編成の奇数向き先頭車ですが、こちらは付属編成どうしで連結できるように貫通形となっています。
クモハ683-3523(金サワ) 2014年11月3日 高岡駅
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