「サンダーバード」基本編成の貫通形先頭車(クモハ683-1502)
今回は北陸遠征の3日目(11/16)について書きます。
今回の遠征は天気予報が機関よってバラバラで、しかも直前になって変わってしまうことが多くて困りました。
遠征3日目はしっかりと実績を残しておきたかったので、雨と晴れのどちらに転ぶか分からない予報を気にせずに雲の動きや雨雲レーダーを注視しながら行動しました。
というのは、2日目(11/15)のうちに七尾駅に向かって側線に683系が留置されているのを確認していたので、3日目はどのような天気になっても吹田総合車両所京都支所(近キト)の683系編成を撮る、という覚悟を決めたからです。
本当は白い車体なので曇っているときに撮りたいんですけど…
近キトが受け持つ特急「サンダーバード」は681・683系が共通で運用されているので、当日、七尾駅に行ってみたらすでに撮影済みだった681系が止まっていた、なんてことは避けたかったのです。
何度も七尾駅に通うことはできないですからね…
2日目の晩は七尾市郊外で日本海に面する“道の駅いおり”で車中泊し、朝からの683系狙いに備えてましたが、やはり朝までに雲がなくなりいい天気に。
前々日(11/14)の敦賀駅での運用チェック、そして前日(11/15)の七尾駅での再確認が無に終わるのかと心配しましたが、西の空がだんだんと暗くなり、七尾駅周辺に雲が厚く垂れ込めるようになりました。次第に一体が曇で覆われるようになり、そのうち太陽が出ていた南東の空にも雲が掛かってくれました。
雲が多くなり過ぎると雨が降り出すので、急いで683系(キトW32編成)を撮ったうちの1枚が次の写真です。
吹田総合車両所京都支所(近キト)が受け持つ「サンダーバード」の基本編成の奇数方先頭車で、貫通形の クモハ683-1502 です。
クモハ683-1502(近キト) 2014年11月16日 七尾駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
681系(キトW12・W13編成)のクモハ681形500番代とほとんど同じような外観をしていますが、こちらの683系は160km/h運転を行う「はくたか」運用には絶対に入らないので、対向式油圧キャリパ式車輪ディスクブレーキが装備されていません。
そのため足元にはキラリと光るディスクが見られませんし、客窓が一般的な独立窓のため681系のような連続窓ではありません。
こちら側の先頭車だけを見ると見分けが付きにくいですが、反対側の先頭車(クロ681形またはクロ683形)の連結器カバーを見ると一目瞭然なのです。
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