「こうのとり」転用により直流固定化された元683系の クモハ289-3502
3月ダイヤ改正前に撮影のために忙しくするのはよくないと分かっています。
去年は続けざまの北陸詣。
今年は北海道新幹線絡みで函館に行こうと…
今年は暖冬のためか積雪がほとんどないみたいなので、789系0番代の撮りこぼしを何とかとしようと画策してましたが、こちらの都合のいい日に曇ってくれません。
それならば別の地区を、と思って西の方に遠征してきましたので、今回はその成果をアップしたいと思います。
183系や381系が引退してから運用情報がサッパリなくなった特急「こうのとり」の新顔、289系の奇数向き制御電動車(Mc)の クモハ289-3502(福フチ)です。なお、「しらさぎ」時代は クモハ683-3502 を名乗っていました。
クモハ289-3502(福フチ) 2016年3月13日 柏原駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
北陸新幹線の金沢延伸開業によりJR西日本の681・683系の運用区間が大幅に縮小されましたが、これを機に「しらさきぎ」が683系2000番代から681系に変更され、これにより683系2000番代が捻出されました。これは昨年(2015年)3月ダイヤ改正のときの話しです。
683系2000番代はすぐに別の特急列車には転用されず、約半年間は直流固定化工事や塗色変更などの準備期間に充てられ、10月末に北近畿地区の「こうのとり」系統と紀勢本線の「くろしお」の運用に就きました。
番号そのままで289系に形式変更されたらしいのですが、新車ではないからか289系の各形式について解説がほとんど見られないのが現状のようです。
それならば実際に撮りに行けばいいということで今回行ってみましたが、683系当時の車内設備のまま直流化されているのでとにかく形式区分が多い。それなのに形式写真が撮れる駅が少ない、という現状。
289系の各形式区分を押さえようと思うと、それなりに時間が掛かるのですよね。
それと、東海・関西地区で見られる、座ったら取り敢えずカーテンを閉めるという習慣。これには泣かされました。
外が曇っているのに、カーテン閉の窓ばかり。
これではさすがに撮る気が失せてしまいます。1ヶ所2ヶ所なら気にしませんけど…
乗客が何しようが勝手なので、空いている列車を狙うしかありません。でも、そんなことをしていると撮影収率が悪い。
一方で、梅雨以降になると目立ち始める駅構内の雑草。
以前のように簡単に形式写真が撮れなくなっているので、遠征回数を増やしてきれいな形式写真が撮れるように頑張っていこうと思っています。
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