227系の投入で引退の可能性のある105系ダブルパンタ車(クモハ105-512)
ダイヤ改正で引退する車両を直前になって追いかけるなんて“やってはいけないこと”の最たること、と日頃から思っています。
そう思ってはいても撮影できなかった車両があったので、ダイヤ改正の10日前にクルマと鉄道の両方を使って西日本方面に2日間ほど遠征して撮影してきました。
今回のターゲットは、何度チャレンジしてもお天気に嫌われて撮れなかった吹田総合車両所日根野支所新在家派出所(近ヒネ)のクモハ105形500番代(ダブルパンタグラフ改造車)。和歌山線や桜井線(万葉まほろば線)で使用されている国鉄形車両です。
本来ならこんな差し迫った時期に撮りたくないのですが、冬季にしか前位側の第2パンタグラフを上げないのと、すでに落成している227系1000番代(2両編成)のほとんどがダブルパンタ車(SD01〜SD08編成)なので、関西地方全域に曇り予報が出るのを心待ちしてました。
3月16日ダイヤ改正で近ヒネの105系がすべて227系化されるわけではありませんが、ダイヤ改正前に撮っておくことに超したことはないですからね…
九州遠征から帰ってきて1週間も経たない3/6(水)に広範囲で曇り予報が出たので、少々無理をして行くことにしました。
今回の遠征は、東海道本線岡崎駅(愛知県岡崎市)まではクルマ移動。運転したのは片道約270kmだけ、近いものです…
岡崎駅前の立体駐車場にクルマを置いて、ここからは青春18きっぷを使って名古屋 → 亀山 → 加茂 → 天王寺を経由して和歌山に移動。
途中の亀山と柘植で撮影ができれば、和歌山で空振りしても無駄な遠征にはならないだろう、そう思ってこの経路にしました。
いつものとおり移動途中は晴れときどき曇り。和歌山到着後もしばらくは晴れていましたが、ダブルパンタ車(M94運用)が入線するお昼ごろには絶好の曇りとなりました。
1時間ちょっとのあいだにダブルパンタ車が2本も入ってくるので、どちらかが撮れれば御の字だろうと思っていましたが、やっぱりお昼過ぎのM95運用は雨のため撮れませんでした。
* * *
ということで、今回はクモハ105形500番代のダブルパンタグラフ改造車 クモハ105-512(近ヒネ)をアップしたいと思います。
雨が降りはじめる前に和歌山駅で撮影できたのはこの1枚だけでした。
クモハ105-512(近ヒネ) 2019年3月6日 和歌山駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
当初の予定では15時くらいまで和歌山駅に滞在し、夕方の南海フェリーで徳島に移動するつもりでしたが、13時過ぎには雨が強くなってしまったので、大阪・岡山経由の鉄道移動で高松に向かうことにしました。
青春18きっぷを有効に使った移動ばかりの1日でしたが、途中の亀山で211系0番代、柘植でキハ120形がきれいな状態で撮れたので、気持ちのいい一日でした。
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