JR西日本のクハ520形(クハ520-2)
今回はJR西日本のクハ520-2(金フイ)です。
北陸本線(長浜〜敦賀間)、湖西線(永原〜近江塩津間)の直流化によって、それまで北陸本線長浜や湖西線近江今津で折り返していた新快速が敦賀まで直通運転するのに対応して新製された521系交直流電車のパンタグラフ付き制御車(Tpc)です。
「マリンライナー」用の223系5000番代を基本とした3扉転換クロスシート車ですが(後位車端部はロングシート)、交直流電車のため683系特急形電車で実績のある制御装置やブレーキ装置などのシステムを改良のうえ使用しています。
クモハ521 + クハ520 の2両編成を1ユニットとし、制御電動車クモハ521形に直流機器を搭載しているため、当車に主変圧器や主整流装置、集電装置(パンタグラフ)などを搭載しています。
クハ520-2(金フイ) 2010年11月3日 敦賀駅
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