「トレインブックス」の新入荷情報や形式写真撮影の活動成果を掲載

「はくたか82号」のボンネット形先頭車(クハ489-3)

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もう1ヶ月近く前のニュースですが、JR東日本およびJR西日本から北陸新幹線の列車愛称が発表され、東京〜金沢間の各駅停車タイプ列車の愛称が「はくたか」に決まりました。

このこと自体は大きなニュースですが、わたし自身は新幹線に興味ないので、北陸新幹線延伸後の681・683系や北越急行681系2000番代・683系8000番代の去就の方が気になります。

 
車齢が若いことを考慮するとすぐに廃車ということにはならないでしょうが、北越急行が特急車両を持っておくことはないでしょうから、JR西日本管内の特急列車全体を巻き込んだ車両の移動があってもおかしくないと思っています。

そうなると、今のうちにJR西日本の681・683系や北越急行681系2000番代・683系8000番代を撮っておくべきですが、気軽に行ける場所ではないので、メインのカメラをデジタル一眼レフに切り替えたここ3年では1回しか北陸遠征に出てません。

 
冬に入る前に1回は北陸遠征に行っておきたいのですが、わたしの中での優先順位、その他の諸条件を考慮すると春先からになってしまいそうです。

 
 * * *

 
現在の「はくたか」はおもに越後湯沢〜金沢間を結ぶ在来線の特急列車で、北越急行ほくほく線内では新幹線を除く在来線としては日本最高速度となる160km/hで運転されています(2002年から160km/h運転)。

そんなスピードを売りにしている特急「はくたか」ですが、2005(平成17)年3月までは485系(このときはJR東日本の485系3000番代)が定期列車で運用され、臨時列車の「はくたか81・82号」にはJR西日本の489系が使われていました。

 
JR西日本の489系のうち北越急行ほくほく線に入線できるのはATS-P(自動列車停止装置)を搭載した車両に限られているので、ATS-Pを搭載したボンネット形のH01〜H03編成しか「はくたか」運用に充てられませんでした。

 

今回は“白山色”のまま特急「はくたか82号」に充当された最後の春に撮影したボンネット形先頭車、クハ489-3(金サワ)をアップします。

 
クハ489-3

クハ489-3(金)  2001年5月2日 高岡駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

金沢総合車両所(金サワ)のH01〜H03編成は、オイスターホワイトを基調にバラ色・薄群青色・ライトコバルトブルーの帯を入れた“白山”色に塗り替えられていました。

1997(平成9)年に特急「白山」が廃止された後もしばらくそのままの塗色で急行「能登」などで使用されましたが、2002(平成14)年までに国鉄特急色に塗り戻されてしました。

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