体質改善工事を実施した先頭車化改造車(クハ212-105)
またまた庭瀬駅で撮影した写真をアップしますが、これまでと少し系統のちがう車両をアップします。
今回は岡山地区で活躍する213系のうち、体質改善工事を実施した切妻タイプの先頭車化改造車、クハ212-105(岡オカ)をアップします。
クハ212-105(岡オカ) 2013年5月10日 庭瀬駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
213系の体質改善工事は、今のところワンマン改造済みの2両編成のみで実施されています。
クハ212形0番代を含む編成は3本のうち1本(C03編成)が施工済みで、“ステンレス製食パン”と揶揄されているクハ212形100番代を含む編成は5本のうち3本(C08・C10・C11編成)が施工済みとなっています。
サハ213形に運転台を取り付けたクハ212形100番代は登場してから9年しか経っていませんが、たまたま先頭車化改造と車体更新の時期が近かったために、落成直後の外観で走っている車両は残り2両だけとなってしまいました。
体質改善工事による外観上のおもな変更点は次のとおりです。
・窓ガラスの交換(UVカット窓)
・行先表示器のLED化
・前面(助士側)の運用番号表示器の撤去
・ワイパーの交換
・前面貫通扉へのワイパー取り付け
・通風器の撤去
・ジャンパー連結器へのカバーの取り付け
・扉下部の黄色化
このほかに、なぜか213系の体質改善工事施工車は両開き扉の枠材の上部車体中央寄りに逆L字状の補強材のようなものが取り付けられています。
まだ体質改善工事を施工していない クハ212-101 と見比べてみると、スカート周りの印象が大きく変わりました。
クハ212形100番代は落成時から強化形スカートを装備した車両で、スカートそのものは今回の工事では交換されていないと思うので、ジャンパー連結器にカバーが取り付けられたために大きく印象が変わったのだと思います。
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