“トワイライトエクスプレス”専用色に塗り替えられた EF65 1124
団体臨時列車「特別な“トワイライトエクスプレス”」が来月3月で運行が終了します。
後継車に相当する「瑞風(みずかぜ)」のデビューが2017(平成29)年春ですから、JR西日本にとって豪華列車が空白となる1年を作らないためにも、「特別な“トワイライトエクスプレス”」の運行をもう1年延長するかと楽観視していましたが、そのような発表はありませんでした。
同列車は大手旅行会社とのタイアップ運行で、“山陽コース”“山陰コース”の2種類のルートが設定されています。
日本海側を巡る“山陽コース”なら「トワイライトエクスプレス」時代と同じように日本海側にスイートとロイヤルの個室が並ぶように組成されるので、“山陽コース”運転日に下関駅に遠征すれば撮り逃したスロネ25形の通路側が撮れるだろうと目論んでいました。
しかし、昨年12月になって状況は一転!
まさかやらないだろうと思っていた直流牽引機(EF65形1000番代)の塗色変更。
下関総合車両所(関)配置の EF65 1124 が昨年12月に“トワイライトエクスプレス”色に塗り替えられたのです。
残り3ヶ月間しか24系“トワイライトエクスプレス”専用編成を牽引しないのに、まさかの塗色変更です。
そうなると、“山陽コース”の運行日程はどうでもよくなり、あとは“山陽コース”の上り列車の運転日と天気予報との睨めっこ。
でも、1月下旬からは長男の受験サポートでほとんど遠征できなくて雁字搦め。
そうこうしているうちに、“山陽コース”は残りあと2往復。
天気予報をチェックするなんて呑気なことが言えない状況になりました。
そして、我が家は先週になって状況が一転。
2月上旬に全学部入試で受験していた大学にみごと合格したのです。
全学部入試は2月下旬の一般入試よりも倍率が高く、今回も志望学科は15名(定員は10名)しか合格者が出なかったのに、何とそこに合格。
大金星です!
あと残りは超難関校の3校だけ。
しかも、残りの受験校は東京都内にあるので受験当日のクルマの送りも必要なし。
受験する息子本人も、残りの3校は難関校が故に直前になって意気込みがトーンダウン。
ということで、急遽、“トワイライトエクスプレス”色となった牽引機 EF65 1124 を撮りに下関に行くことができました。
ちょうど運よく、昨日(2/21)は曇り。
当日早朝につきみ野を発っても「特別な“トワイライトエクスプレス”」には間に合わないので、前日(2/20)ギリギリに下関に着くように新幹線「のぞみ」「ひかり」を乗り継いで行ってきました。
* * *
今回は息子が早々と志望大学に合格してくれたおかげで実現した下関遠征の成果をアップしたいと思います。
“トワイライトエクスプレス”専用色に塗り替えられた EF65 1124 です。
EF65 1124(関) 2016年2月22日 下関駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
単なる塗色変更機にここまですることはなかった、という気持ちも多分にあります。
恐らく「特別な“トワイライトエクスプレス”」終了後も工臨などでこの姿は見られるでしょう。
でも、「トワイライトエクスプレス」のヘッドマークと次位に24系客車が連結された姿を形式写真に納めたかったのです。
JR西日本管内は遠いですからね…
確実に撮れるときに行きたかった、ただそれだけです。
なお、同機は3月下旬まで運行予定の“山陰コース”でも一部区間を牽引していますので、24系客車との組み合わせはもう1ヶ月ほど拝むことができます。
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