「ソニック」の中間電動車 モハ833形1000番代(モハ883-1001)
現在「ソニック」で使用されている883系交流電車はすべて7両編成になっていますが、2008(平成20)年までは7両と5両の2種類の編成が存在していました。
1〜3次車(Ao1〜Ao5編成)が7両編成、4次車(Ao6〜Ao8編成)が5両編成で、それぞれ別々に運用されていました。
2008(平成20)年に883系の編成両数を揃えるために、Ao6〜Ao8編成に新製車の2両を組み込んで7両編成に揃えられ、編成番号がAo16〜Ao18に改番されました。
7両に増強された883系ですが、残念なことに組み込まれた2両は従来の883系車両と車体形状がまったく異なる、側面ビートのないアルミニウム製の車両だったのです。
すでにJR九州では885系が製造されていたので、885系中間車に準じた車体形状や座席にモデルチェンジした2両が従来編成の中に連結されてしまったのです。
遠くからでも分かるような凸凹編成、デザインに力を入れているJR九州らしくないですね。
モハ883-1001(分オイ) 2012年3月16日 大分駅
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