巡視カメラを搭載して6000番代化されたオイBO6101編成の クロハ786-6001
今回は、3月初旬に出掛けた九州遠征の3日目(3/6)の話しです。
この日は、鹿児島地区をウロウロして廃区分になりそうな783系の中間車を撮り直そうと決めていましたが、運用の関係で夕方までは鹿児島にいても撮れないのが分かったので、約30年ぶりに宮崎方面に向かうことにしました。
宮崎地区は鹿児島と天気が違うことが多いので、鹿児島遠征と抱き合わせて宮崎に寄ろうと計画しても、いつも天気が味方してくれなくて立ち寄れませんでした。
フライトの直前まで割安の航空券が手に入る福岡空港と鹿児島空港を起点にしていた関係で、どうしても宮崎方面は手薄になっていました。
でも、このときの九州遠征は天気予報どおりに曇ってくれることが多かったので、鹿児島中央発の朝一番の上り列車を乗り継いで佐土原に向かい、そこから鹿児島に戻りながら宮崎車両センター(鹿ミサ)のキハ40系と“36ぷらす3”の787系 BM363編成(本ミフ)、最近になって巡視カメラを搭載して改番された クロハ786-6001 を撮影 📷
16時ごろには計画どおり鹿児島でミフCM34編成の クロハ782-6(当区分唯一の2次車)と モハ783-15 を撮影し、さらにここで折り返しのキハ200形1500番代をゆっくり撮影。
これで撮影はお終い!
2月中旬の鹿児島遠征に引き続き今回も鹿児島地区では気持ちのいい一日を味わうことができました。
でも、余韻に浸る余裕はなく、すぐに九州新幹線と特急「かもめ」を乗り継いで長崎に向かいました。
ということで、今回は最近になって巡視カメラが搭載された大分車両センター(分オイ)のBO6101編成の クロハ786-6001 をアップしたいと思います。
都城駅に来たのは35年と3日ぶりで、ここでの撮影はロングシート化改造の元グリーン車 キハ26 620 以来でした。
クロハ786-6001(分オイ) 2021年3月6日 都城駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
都城駅でBO6101編成を実見しましたが、当編成の反対側の先頭車も クハ787-6001 に改番されておりました。残念ながらホームの有効長の関係で クハ787-6001 は撮影できませんでしたが…
まだ雑誌等で発表されていないので6000番代化の詳細については分かりませんが、恐らく鉄道総合技術研究所(鉄道総研)が開発した線路周辺画像解析システムのカメラとその関連機器を搭載したものと思われます。
今回の形式写真は前面窓が反射したため見えませんが、運転室に2台のカメラが取り付けてある可能性が高いです。
カメラから得られた画像データを解析し、線路周辺の物体や沿線環境の変化などを検出して保守係員の巡視作業の省力化を図っているものと思われます。
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