「36ぷらす3」で使用されているミフBM363編成の1号車 クモロ787-363
今回も先月の宮崎遠征の続きを、と思いましたが、華のある車両をぜんぜん撮らなかったので、予定を変更して昨年(2021年)3月の九州遠征の際に撮影した写真をアップしたいと思います。
5日間かけて九州7県を巡るD&S列車「36ぷらす3」で使用されているJR九州の黒い787系、BM363編成の1号車 クモロ787-363(本ミフ)です。
クモロ787-363(本ミフ) 2021年3月6日 宮崎神宮駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
写真の クモロ787-363 は“36ぷらす3”編成の1号車で、4人用グリーン個室を4室備えています。
一般的に電車な増解結の都合から編成の向きが変わらないように運用していますが、“36ぷらす3”編成は運行ルートの途中駅の門司港で方向転換するため、運行のたびに1号車の向きが変わります。
この撮影のときは、6号車の クモロ786-363 が鹿児島中央方の先頭車として運行されたため、一般の787系とは逆向きで運転されました。
そのため、宮崎神宮で クモロ787-363 の2-4位側(公式側)を撮ることができました。
ブラックメタリック塗装の車体は形式写真の被写体としては相当厄介なもの。
いくら曇っていても太陽の位置の影響が出てしまいます。
しかし、このときは雨が降りそうな天気で、しかも逆光または半逆光になるような位置に太陽があったので、テカリの影響が出にくい状況でした。
鉄道ファン 2021年7月号 の新車ガイド“787系「36ぷらす3」”(P68〜73)に掲載されるということで、かなり時間を掛けて黒潰れがなくなるようにレタッチしましたが、黒過ぎる部分とテカった部分が混在した状態からは逃れられませんでした。
偏光フィルターの設定や露出を変えた数枚の写真を軽めに合成するなど、やるべきことはやったので、真っ黒な車体の場合はこれが限界だと思っています。
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