残り2編成となったJR九州の817系1100番代(クモハ817-1102)
折からの疲れと、新型コロナ対策で大和市の粗大ゴミ(廃棄物)を気軽に持ち込めないことから、書庫(事務所)の引っ越しが遅れ気味です。
でも、元気なら1日で終わるところまで来ました。
日々の疲れがぜんぜん取れないので、もしかしたら2日掛かってしまうかも知れませんが、残ったタイルカーペットを剥がしてクルマに積んで持って行けばお終いです。
すでに古本屋業務そのものは平常運転に戻っていますが、それ以外の作業がなくなるので、やっと浸水前のような日常に戻れそうです。
折りたたみ自転車(ブロンプトン)でしまなみ海道を縦走したときの話しは引っ越しが完全に終わってからにしますので、今回は知らず知らずのうちに廃区分になりそうな車両を採り上げたいと思います。
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コロナ禍の影響なのか?JR九州では、昨年度(2020年度)から近郊形電車の座席(転換クロスシート)を一部取っ払ったりロングシートに改装する改造工事が行われています。
対象は転換クロスシート車の813系と817系(0・1000・1100番代)です。
813系はドア付近の転換クロスシートを一部撤去して定員増を図りましたが、817系の場合はドア間のクロスシートをすべて線路方向に並べてロングシート化する工事が行われました。
このため、817系の改造施工車は、ドア間は2+2+2+2名(=8名)のロングシート、後位車端部はクロスシートというキハ35形のような変則セミクロスシート配置となりました。
BEC819系の投入で日中の黒崎・折尾〜直方間はロングシート車と転換クロスシート車が混用されるようになったので、同区間のローカル運用をロングシート車に統一するのが目的かも知れません。
直方車両センター(本チク)の817系2両編成は1000・1100番代のみでしたが、ロングシート化を施した車両は番号に500をプラスして1500・1600番代となったためバリエーションが増えました。
まだ施工車が少ないのでオリジナル車の方が多い状況ですが、4編成しか製造されなかった1100番代はすでに半分が1600番代化されています。
1100番代は少数派グループなので、あと2編成がロングシート化されると消滅です。
817系1100番代は撮っていなかったかも?と不安がよぎりましたが、筑豊本線(若松線)のキハ31形を撮りに行ったときにたまたま直方で撮っていました。
あまりにも普通の見た目ですし、本チク限定配置なのに、少数派…
ネット検索してみたところ、少数派グループ故に817系1100番代の形式写真が見当たらなかったので、今回は大形のLED式行先表示器を搭載している クモハ817-1102(チクVg1102編成)をアップしたいと思います。
なお、クモハ817-1102 は今年(2021年)7月にロングシート化されたので、現在は クモハ817-1602 と名乗っています。
クモハ817-1102(本チク) 2017年2月22日 直方駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
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