熊本に転属して運用範囲が拡がった821系(クハ821-1)
今回は九州遠征の3日目(11/30)の話しです。
遠征1日目(11/28)は晴れ ☀️ のためロケハンと割り切る…
2日目(11/29)は晴れ ☀️ ときどき曇り ☁️ のため撮影枚数はイマイチ…
3日目も天気予報に翻弄されたらどうしよう、と不安の大きな一日でしたが、何とかこの日だけは曇り ☁️ 多めの天気で持ち堪えてくれました。
曇ってくれさえすれば、こちらのペース。
前日と同様に鳥栖駅(佐賀県鳥栖市)に一日滞在し、当初から狙っていた811系の稀少区分車や熊本車両センター(熊クマ)に転属した821系を順調に撮影。
さらに、ワンマン改造車の813系2200・3100・3400番代の撮り直しも叶いました。
813系2200・3400番代は「鉄道ファン2020(令和4)年12月号(No.740)」で“813系全形式全番台 (2)”を執筆したときに撮りましたが、足元の雑草が気になるカットだったので雑草の落ち着いた季節に、と思って改めて撮影に臨みました。
2022(令和4)年9月改正で813系の運用が大幅に変更され、座席の一部撤去の有無やワンマン運転に対応しているかどうかで車両運用が明確に分かれたので、813系2200・3100・3400番代といった両数の多い番台区分は撮影が楽になりました。
一方で、813系3000・3500番代のような1区分1両のワンマン改造車は鹿児島本線にほとんど来なくなったので、ダイヤ改正以降は撮影するのがさらに難しくなりました。
今回は遠征中に813系3000番代が鹿児島本線運用に入らないことが分かっていたので、動き回らずに鳥栖駅に留まりました。
また、鳥栖駅は午前中と午後とでは順光となるサイドが異なるので、これを活かして撮影対象を変えるようにしました。
ステンレス製やアルミ合金製の車体は ☁️ 曇っていても太陽の位置に大きく影響されるので、国鉄形車両や特急用車両などの塗装車体とは違った配慮が必要になります。
ということで、今回は午前中だときれいに撮影できる821系の偶数向き制御車(Tc’)のクハ821形のトップナンバー、クハ821-1(熊クマ)をアップしたいと思います。
クハ821-1(熊クマ) 2023年11月30日 鳥栖駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
クハ821形は偶数向きに連結される制御車(Tc’)なのに、形式番号の末尾は奇数…
民営化されてから時間が経っているので国鉄時代末期からの慣例に倣う必要はないと思いますが、JR九州の近郊形電車(811〜817系とBEC819系)には合わせた方がいいのでは?と思っています。
JR北海道の721系のように、当初想定していなかった編成変更があって形式番号の意味が破たんしないといいのですが… 余計なお世話ですね。
九州遠征はもう一日滞在するつもりでしたが、丸一日鳥栖駅に滞在して目的の車両が一通り撮影できたのと、福岡空港からのフライトが確保できたので帰ることにしました。
ただ、熊クマの817系500番代は815系と共通運用になったのか、晴れているときに1編成目撃しただけで撮影できませんでした。
813系3000番代が鳥栖に来るときに再訪せざるを得ないので、そのときに撮影ということで〜
今回の遠征ではJR九州の株主優待券を初めて使用しましたが、ほとんど動き回らなかったので“フリーきっぷ”の強みはあまり発揮できませんでした。
でも、青春18きっぷの利用期間以外でも使えますし、特急券を買い足せば早めの移動も可能なので、以前のような半額券タイプの株主優待券よりは使い勝手がいいです。
ただ、車内購入の特急料金を事前購入よりも高く設定するのなら、駅ホームの券売機で新500円硬貨が使えるようにして欲しいのと、駅ホームの交通系IC対応の特急券券売機がすべて故障または調整中というのはやめて欲しいですね!!!
お天気合わせて行動していると、どうしても駅ホームで特急券を購入することが多くなるので、よろしくお願いいたします。
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