白い車体の817系3000番代の奇数向き制御車(クハ817-3004)
2月以降ちょこちょこ遠征に出てましたが、撮影報告ばっかりで撮影済みの形式写真をアップしてませんでしたので、九州遠征のときの写真をアップしたいと思います。
今回は、最近のJR九州らしいスマートなデザインが気に入っている817系3000番代の1両で、奇数向き(門司港方)先頭車の クハ817-3004(本ミフ)です。
クハ817-3004(本ミフ) 2016年2月22日 鳥栖駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
JR九州の817系は、日立製作所が得意とするアルミニウム押し出し型材を用いたダブルスキン構造のアルミ合金車体(A-train)を有する3ドア車です。
従来車はアルミニウム無塗装(ヘアライン仕上げ)のため815系と似たような外観でしたが、2012(平成24)年3月改正に合わせて投入された2両編成の2000番代(筑豊本線・篠栗線)と3両編成の3000番代(鹿児島本線)は車体が白色に塗装されています。
また、先頭部の前面窓下部のガラス板がコルゲート状のアルミニウムに変更されています。
2両編成の使用を前提としていたため従来の817系は側面の行先表示を2両に1ヶ所設置していましたが、817系3000番代は3両固定編成のため各車両への設置となり、その設置場所も連結部付近の客窓上部から左側の大形客窓の上部に変更されています。
福岡地区の通勤通学時間帯の混雑緩和を果たすために、客室の座席が転換クロスシートからロングシートに変更されています。また、室内灯はLED照明が採用されています。
走行性能やブレーキ性能は、813系などと共通で運用できるように見直しが行われており、台車にはヨーダンパが装着されています。
また、ワンマン運転には非対応となっています。
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