佐賀・長崎地区に転用されたキハ47形寒地仕様車(キハ47 3509)
今回は佐賀・長崎遠征の3日目(2/19)の話しです。
撮影初日の2/17(金)は前回書いたとおり、ウェザーニューズの晴れ予報がハズレて曇り ☁️
撮影2日目の2/18(土)は“雨ときどき曇り”または“雨のち曇り”の予報でしたが、結局、この日は雨が上がりませんでした。
鳥栖に行ったり、大村に行ったり…
撮影効率がよさそうな駅は何処へ行っても雑草が伸び放題。
撮影できない場所の確認に終始する一日となりました。
そして今回の本題、撮影3日目の2/19(日)です。
前日に確認しておいた運用を活かし、フリー区間内を移動しながら目的の車両をピンポイントで撮影するつもりでした。
しかし、この日も雨…
7時過ぎになれば雨は上がる、そんなことを天気予報は言ってましたが、なかなか雨雲が退いてくれません。
朝のラッシュ過ぎに長崎を出る快速「シーサイドライナー」にYC1形0・1000番代が連結されるので、これを撮りに現川(うつつがわ)駅に行きましたが、山間部のため霧が酷くて撮れませんでした。
夕方のフライトで帰ることを決めていたので、撮影できるのは昼過ぎまで。
こういうときに現川に長居してしまうと撮影枚数が稼げなくなるので、西諌早(にしいさはや)に少し滞在してキハ47形やYC1系を撮影してから、改めて現川に向かいました。
撮影初日(2/17)に撮れなかったキハ47形3500・8000番代とYC1形200・1100・1200番代を追いかけ、何とか時間切れになる前までに一通り撮り終えることができました。
最後は大村駅。
増結運用に就いているYC1形1100番代を撮ってお仕舞い。
新大村経由で西九州新幹線「かもめ」に乗車、武雄温泉で「かもめリレー」に乗り継ぎ、博多に向かいました。
特急乗り放題の“JR西九州フリーきっぷ”が活かされた帰路でした〜
帰りのフライトは、羽田空港での強風の影響で欠航が相次いだ関係で、搭乗手続きと保安検査場が激混み。
三脚がなければ自動チェックイン機で手間ナシだったのですが、(いつものことですが)こればかりは仕方ないです。
早めに空港に着いたのでラウンジでゆっくりできると思ったのに、保安検査場に向かう長蛇の列の途中で時間切れ。
最後は放送で呼び出されました…
* * *
今回は、昨年(2022年)9月23日のダイヤ改正から長崎本線の上下分離区間で使用されているキハ47形3500番代、キハ47 3509(崎サキ)をアップしたいと思います。
キハ47 3509(崎サキ) 2023年2月19日 現川駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
キハ47 3509 は、広域転配が可能だった国鉄時代に新潟運転所(新ニイ)から唐津運転区(門カラ)に転属した寒地仕様車 キハ47 509 からの改造車です。
そのため、JR九州のキハ40系では珍しく空気ばね台車を履いています。
新潟地区などに残っていた他の500番代と同様に DT44A(従台車は TR227A)を履いていましたが、機関換装を実施して キハ47 8509 に改番した数ヶ月後の2006(平成18)年3月に空転防止のため動台車を1軸駆動から2軸駆動に改造、現在の キハ47 3509 に再改番されました(2軸駆動化により台車形式を DT44BK に変更)。
1形式区分1両だったキハ47形8500番代はあっさり廃区分…
以前からこのキハ47形3500番代が撮りたくて、何度か久大本線の日田駅を訪れていました。
引退が噂されていた2021(令和元)年3月ダイヤ改正の直前にも、同区分のもう1両の キハ47 3510 を撮りに日田に行きましたが、現地で豪雨に見舞われてしまい撮れませんでした。
撮影は叶わないと思っていたキハ47形3500番代だっただけに、雨が上がったあとに現川駅で キハ47 3509 が撮れたときは笑みがこぼれていたでしょうね〜
いい歳したオジサンですが、キハ47 3509 車内にもホームの周りにも誰一人いなかったのでご容赦ください。
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