「SL人吉」を押していた黒色塗装のDE10形1000番代(DE10 1206)
九州遠征2日目(2/23)の続き、鳥栖駅での話しです。
遠征2日目は「SL人吉」の運転日。
お昼が近づくにつれて鉄道ファンや“SL人吉”Tシャツを着た地元の人たちが2番ホームに集まってきて、安全を呼びかける構内放送が徐々に増えてきました。
ちょうど「SL人吉」が入線する時間帯は狙っている列車が来ない空白地帯…
ちょうど標準ズームレンズ(Fujinon XF16-55mmF2.8 R LM WR)を買ったばかりだし、Fujifilm X-T5 で走っている列車を撮ったことがなかったので、向かいの3番ホームに回って「SL人吉」の入線シーンを撮ることにしました。
とはいっても、動いている列車をほとんど撮ったことがない“撮り鉄”。
そう簡単に撮れるわけではないので、急いで X-T5 の説明書で“鉄道モード”の設定などを確認のうえ確認。
そうしているうちに、58654号機 が牽引する「SL人吉」が入線してきました。
3番ホームには数mごとにカメラを構えた人がいたので少し緊張しましたが、平和裏のうちに撮影が終わりました。
鳥栖駅に入線する「SL人吉」 2024年2月23日
「SL人吉」が入線し終わると、こんどは人の群れが一斉に 58654号機 へ移動。
58654号機 を撮らずに別のホームに移動するつもりでしたが、オハ50系のケツを押していたディーゼル機関車が前回撮影した DE10 1756 とは違う 1206号機 だったのを確認。
それならば DE10 1206 を撮ろうと決意。みんながSLに群がっているうちにディーゼル機の DE10 1206 を撮ることにしました。
でも、DE10 1206 と一緒に記念写真を撮る人が列を作っていたので、なかなか撮れません。
留置線に引き上げてしまうので半ば諦めていたところ、たまたま人が途切れる瞬間が来ました。
ということで、今回は地味な黒色塗装が施されている DE10 1206(熊)をアップしたいと思います。
DE10 1206(熊) 2024年2月23日 鳥栖駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
前回の遠征で撮影した DE10 1756 とは違い、こちらは客車用蒸気暖房装置(SG)を搭載しています。
外観上では、SGホース掛けの有無が両者を見分ける有力なポイントとなりますが、“SL人吉”のヘッドマークの向こう側に取り付けられているので少し分かりにくいです。
天気予報がハズレることを覚悟して臨んだ九州遠征の2日間でしたが、ダイヤ改正前に撮っておきたかった「かもめ」系統に入る885系2次車なども曇天のもとできれいに撮れたので少々無理をして訪れた甲斐がありました。
とはいえ、かなり地味な成果だったので、これらの車両はネタが尽きたときまで日の目を見ることはないかも知れません。
かなり地味ですので…
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