「ライラック」転用工事で乗務員扉が閉塞されたモハ789形(モハ789-204)
今回は、北海道遠征の最終日、撮影4日目(10/4)の話しです。
この日も前日に引き続き釧路に滞在し、前々日(10/2)のリカバリーを果たす予定でした。
しかし、天気予報が微妙に好転してきたのと、朝一番の「おおぞら2号」を撮りにホテルを出たら霧が酷かったので、白糠駅にドン行で先回りするのを諦めて「おおぞら2号」で札幌方面に向かうことにしました。
ホテル付近は霧のため視界不良
札幌までの途中で曇っている地域があったら下車するつもりでしたが、晴れている地域がほとんど。結局、終点の札幌まで乗車し、札幌で「ライラック13号」に乗り継いで砂川に向かうことにしました。
朝っぱらから420kmも移動…
砂川駅は、モハ789形200番代(M2)を旧電話室(簡易運転台)側から撮影するにはちょうどいい構内配置です。
ここで、簡易運転台が撤去された車両と存置されている車両の両方を一気に撮影しよう、そういう目論みでした。
789系0番代の運用は事前に調べてきませんでしたが、運よく2時間ほどの滞在で一通りの撮影できました。
先ずは、妻窓と乗務員扉、そして屋根上の列車無線アンテナが残っているHE106・HE206編成の モハ789-206(札サウ)をアップしたいと思います。
モハ789-206(札サウ) 2020年10月4日 砂川駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
簡易運転台が存置された編成は、以下の3本が確認できました。
・HE-101・HE-201編成
・HE-103・HE-203編成
・HE-106・HE-206編成
一方、以前アップした モハ788-104 のように簡易運転台が撤去された編成は、以下の2本が確認できました。
・HE-104・HE-204編成
・HE-105・HE-205編成
こちらは、簡易運転台用の妻窓が埋められており、簡易運転台を備えていた旧電話室の乗務員扉が閉塞され、同扉の窓もステンレス板で塞がれています。
中間車代用となった クモハ785-101 ほど“のっぺら坊”ではないですが、微妙に個性を発揮しています。
こんな感じです〜
モハ789-204(札サウ) 2020年10月4日 砂川駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
屋根上の列車無線アンテナも撤去されていますが、このアンテナは隣の サハ789-104(写真左側)も同様に撤去されています。
ここまで簡易運転台の撤去状況が分かってしまうと、HE-102・HE-202編成がどうなっているのか?が気になります。
2017(平成29)年6月に同編成の車両を数両撮影しましたが、いずれも妻窓が残った状態で、モハ789形200番代の乗務員扉も存置されていました。
まだ、主電動機の空気取入口(ルーバー)が車体側面に残っている編成も走っていた時期なので、情報としてはちょっと古すぎます。
画像検索でも調べてみましたが、走行写真を正面から撮った写真ばかりで、モハ789-202 の乗務員扉がどうなっているか確認できませんでした。
仕方ないですね…
その後、滝川に移動して、根室本線の滝川口運用に入っているキハ40形(700・1700番代)も撮影。
これで、今回の北海道遠征の撮影は終了!
今回は訪問エリアの関係で撮影枚数は稼げませんでしたが、気持ちのいい北海道遠征でした。
残念ながら限定発売の“HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パス”が渡道する前日に売り切れになってしまったので、AIR DO 利用者限定の“AIR DO ひがし北海道フリーパス”を購入したため道東方面に偏ってしまいましたが、それでも十分に広い北海道を満喫することができました。
今回の遠征後に“AIR DO ひがし北海道フリーパス”は安くなったみたいだし、GO TO キャンペーンもまだまだ使えるので、根雪にならないギリギリのタイミングで再訪したいと思っています。
コメントの更新情報
トラックバックURL: https://www.train-books.net/jrn_moha789-204/trackback/