ダイヤ改正前に運用離脱した「スーパー白鳥」用の789系(クハ789-201)
3月26日(土)にダイヤ改正が実施されて北海道新幹線新青森〜新函館北斗間が開業しました。
今回のダイヤ改正では一番の目玉でしたので、報道でも北海道新幹線が大きく扱われましたが、JR車両ファンとしては見逃せないほどの大きな変化が改正前後でいくつかありました。
その多くは国鉄形車両の引退に関するものでしたが、北海道新幹線開業がらみで廃止となった特急「スーパー白鳥」で使用されていたJR北海道の789系は落成してからまだ10数年。
登場して間もないという印象が強かったので、789系を真剣に追いかけてこなかったのが悔やまれます。
(愛称別トレインマーク事典より)
789系は、繁忙期の増結対応方法にいくつかのバリエーションがあったこと、そして、JR北海道所属の車両なのに函館運用車と青森運用車に分かれていたので、789系の形式区分をすべて記録に納めることはできませんでした。
冬季に入ると雪のために形式写真が撮れなくなってしまうのも大きな要因だったと思います。
「スーパー白鳥」用増結編成に転用された785系300番代の2両も撮りたかったのですが、これもダメでした。
残念です…
基本編成のうち函館方の数両(HE-10X編成)は函館駅で撮影できましたが、青森方のHE-20X編成は撮影場所が思いつかず、ず〜っと放ってました。
昨年の函館遠征のときに撮影できることが判明しましたが、きれいに各形式区分を撮るとなると繁忙期でないとダメなことも判明。
でも、遠征に出るときはいつも天気予報を見ての直前判断なので、チケットなどの関係から平日遠征ばかり。
朝6時過ぎから撮影ができるほど明るくて、6両基本編成のほかに8両編成も運用されるときでないと、青森方に連結される車両は撮影できません。
このことに気が付くのが遅すぎました。
「スーパー白鳥」が運転終了となる直前の3月中旬に函館遠征のタイミング図ってましたが、2日連続で曇ってくれる天気予報が出てくれません。
結局、789系0番代と785系300番代の落ち穂拾いは叶いませんでした。
* * *
今回は、昨年11月の北海道遠征で何とか撮影できた789系車両をアップしたいと思います。
青森方に連結されるHE-201編成の クハ789-201(函ハコ)です。
床下機器カバーの中に補助電源装置(SIV)と空気圧縮機(CP)が搭載されています。
クハ789-201(函ハコ) 2015年11月17日 函館駅付近
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
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