クハ731形100番代の最終増備車(クハ731-120)
クルマのサイドガラスを車上荒らしで割られてから、代わりに使い始めたポーチの使い勝手が変わり、何かあったときの被害を最小限にするために色々な部分で行動の仕方が変わったので、これまでのペースが乱れまくっています。
端から見たら大して変わっているようには見えないですが、安物のポーチとは言え、これまでのポーチがなくなってからは収納方法がガラッと変わったので、一つ一つの行動ごとにストレスを感じています。
そのうち落ち着くと思いますが、まだ被害に遭って1週間も経っていないので、しばらくはペースがつかめずに過ごすことになるでしょう。
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先日(7/2)、JR北海道の通勤形電車のクハ731形100番代をアップしたので、続けてもう1枚をと思って用意していた写真を今回アップします。
クハ731形100番代の最終増備車(5次車)の クハ731-120(札サウ)です。
クハ731-120(札サウ) 2014年5月15日 小樽駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
2006(平成18)年に増備された731系5次車の3両編成2本(G-120・121編成)は1999(平成11)年以来7年ぶりに製造されたたため、パッと見でもすぐ分かるほどの仕様変更が行われました。
ちょうどその頃は、バリアフリー法(高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律)が2006(平成18)年12月に施行された関係で、鉄道車両でもバリアフリー対応が進められていました。
731系の場合はバリアフリー法以前に基本設計がなされた車両だったので、トイレは従来車と同様に和式のものが設置されていましたが、731系5次車の クハ731-119・120 の2両は車椅子対応で大形の洋式トイレに変更され、後位側のドアの位置が前方(中央寄り)に約800mm移動しました。
さらに、トイレの反対側(3位車端部)には車いすスペースが設けられました。
そのため、扉間に2つ並んでいた2,000mmの大形固定窓のうち後位側の1つがやや小さな固定窓に変更されました。
この他に、側窓のガラスが遮光性の高い黒色系のブロンズガラスに変更されています。
先日(7/2)アップした クハ731-106 と見比べると増備車の変更点がもっと見つかるかも知れません。
なお、731系5次車はスカートの形状も若干変更されています。
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