「トレインブックス」の新入荷情報や形式写真撮影の活動成果を掲載

「クリスタルエクスプレス」の4号車 キハ183-5101

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撮影3日目、最終日、8/1(月)の話しです。

この日は午後に都内で打ち合わせがあったのと、留守中の発送をやりたかったので、撮影に充てられる時間はごくわずか。

ターゲットは1つ、リゾートトレイン「クリスタルエクスプレス」(キハ183系5100番代)が充当される臨時特急「フラノラベンダーエクスプレス」です。

 
とれいん1990年1月号

とれいん 1990年1月号

 

とれいん誌の1990年1月号の表紙を飾ったことのある「クリスタルエクスプレス」キハ183系5100番代です。

もう、デビューして26年になるのですね。

 
これまでに何度か「クリスタルエクスプレス」を撮影するために渡道しましたが、ことごとく晴れ。

ここ数年は平日に渡道することが多くなり、「フラノラベンダーエクスプレス」に“クリスタルエクスプレス”編成が充当される設定期間とタイミングに合わなかったので、撮影するのはいつも“ノースレインボーエクスプレス”ばかり。

今回も7/31(日)に帰る予定にしてましたが、その日の飛行機の予約が取れなかったため、「クリスタルエクスプレス」の運転日に道内滞在が叶いました。

 
でも、この日の道央地区の天気は不安定。

「フラノラベンダーエクスプレス」が始発駅の札幌から江別辺りまで晴れ。

スタンバイしていた岩見沢は晴れときどき雨または曇り。

 
「フラノラベンダーエクスプレス」が入線する15分前から急に土砂降りになって、今回も失敗かと諦めていましたが、列車が入線すると雨がやんで、まぁ〜何とか撮影できるレベルまでお天気が回復。

 
今回は、運よく曇りのもとで撮影できた“クリスタルエクスプレス”編成の キハ183-5101(札ナホ)をアップしたいと思います。

 
キハ183-5101

キハ183-5101(札ナホ)  2016年8月1日 岩見沢駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

 

札幌が晴れていたので、ブラインドがバラバラに降りた状態なのできれいな被写体ではありませんが、撮れただけヨシとします。

 
「クリスタルエクスプレス」の編成両端の先頭車(キハ183-5101・5102)は展望席が先頭部に設けられたパノラマカーです。

しかし、2010(平成22)年1月に函館本線妹背牛〜深川駅間で発生した特急「スーパーカムイ」(789系電車1000番代)の踏切障害事故を重く受け止め、それ以来JR北海道の特急用車両は前面展望可能なスペースはすべて廃止となりました。

キハ183-5101・5102 の2両も展望室部分のすべての座席を撤去し、乗客が立ち入らないよう仕切り扉が設置されてしまいました。

 
乗客の安全を鑑みた対応ですので仕方ありませんが、せっかくのパノラマカーなのに後方展望も楽しめません。

こういったリゾート車両を維持しているだけでも負担みたいですし、すでに車齢は25年を越えているので、活躍の機会はこれから減っていくかも知れません。

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