ステンレス未塗装の車体が輝いている元関門トンネル専用機 EF81 303
先週の水曜日(7/20)、JR貨物門司機関区(門)の EF81 451 が全般検査(全検)を終えて、小倉工場を出場しました。
このことが鉄道ニュースや Twitter に掲載された影響なのか、当ブログの EF81 451 が一時的に読まれたため、一気に“人気記事”の上位にまで登り詰めました。
オールマイティな3電源対応のEF81形交直流電気機関車。
番代区分だけに注目しても、0番代以外に300・400・450・500・600番代が存在します。
それ以外にも形態に差異が見られる仕様変更が幾つもあるので、これらすべてを撮るのは至難の業ですが、運がいいことに、0・600番代以外の区分は門司機関区で現役です。
富山更新色の600番代が撮れるかどうか微妙でしたが、日本海運用離脱後に門司に転属してくれたおかげで何とか EF81 716 は記録できました。
そうなると、残りはステンレス未塗装のEF81形300番代だけ。
常磐線の内郷機関区(内)時代に赤13号(ローズピンク)に塗装された EF81 302 は門司復帰後にカラーポジで撮っていましたが、ステンレス未塗装・未更新車の EF81 303 は縁がなくて目撃さえ叶いませんでした。
数年前から EF81 303 が鹿児島に入るタイミングをウォッチングしていましたが、天気予報が予報機関ごとに定まらなかったり、抱き合わせで撮影したい車両が動かなかったりで、なかなか踏ん切りが付きません。
でも、ここ数年の九州訪問でJR九州所属車の多くを撮ってきたので、(お金の問題はありますが…)EF81 303 だけのために鹿児島に行ってもいい状況に変わってきました。
ということで、梅雨明け後になかなかスッキリしない天気が続いたので、EF81 303 と(ついでに)EF81 501 が動きそうな日に鹿児島入りすることにしました。
一回の訪問で目的のEF81形が2両も撮れるかどうか心配でしたが、運がいいことに EF81 501 は直前の運用差し替えがなく、お昼過ぎに曇天の下で撮影できました。
EF81 303 も直前まで晴れたり曇ったりの状況でしたが、ちょうど雲が掛かったときに撮影できました。
全般検査(全検)上がりから間もない、きれいなステンレス車体〜
門司機関区(門)の EF81 303 です。
EF81 303(門) 2022年7月14日 鹿児島駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
これで、EF81形300番代は撮影完了!
量産先行車の1号機は未撮影で終わりましたが、EF81形の各番代区分とおもな形態はモノクロ時代のカットを含めれば何とかコンプリート!
何十年も掛かりましたが、これで一安心〜
JR貨物はED76形とEF81形をEF510形300番代に置き替える計画を発表していますが、これまでの例からEF510形を一気に投入することはないと思うので、ED76形とEF81形の撮り直しも続けていこうと考えています。
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