原色のままで活躍する愛知機関区の DD51 852
一昨日(1/6)の三重遠征の続きです。
今回は久しぶりに現地入りに夜行バスを使いましたが、またしても寝付くことができず徹夜してしまいました。
もともと普段から決まった時間に就寝するのが苦手でして、それが原因で規則正しい生活を続けられなくて悩んでしまい、また寝られなくなってしまうタイプです。
寝付きがよくなるように運動したり、リラックスしたりなんてほとんど関係ないですからね…
こちらのブログを書き始めてもうすぐ5年になりますが、この過去5年間に夜行バスを今回を含めて3回乗りましたが、3回ともまったく寝られませんでした。
ウトウトしながら3時間くらい寝たかったのですが、ダメでした…
昨年9月に急行「はまなす」に乗って“のびのびカーペットカー”の オハ14 515 を撮りに苫小牧に行きましたが、このときは列車が空いていて1人で2席確保できて横になれたので、2時間くらいは寝られました。
でも、夜行バスはそういうことができないので、徹夜を覚悟しないといけません。
しかも、何かしながら時間を潰すということもできないので、寝付けなかったときは最悪です。
ワゴンRの車中泊のときは、布団持参で気持ちよく寝ていますから、横になれるかどうかが重要なのでしょう。
今回の遠征は、いつも通りシングルファーザーとしての家事をすべて終わらせてからで、ヘトヘトかつ焦りに焦って家を出たので夜行バスで少しくらい寝られると期待したのですが…
前述のとおり下車するまでまったく寝られなかったので、当日はグロッキー状態に。
疲れていたうえに体調不良、さらに撮影移動中に足をつってしまい、しばらく歩けないというハプニング。
しかも、寝不足でお腹も下しまくっていたので、道中は最悪でした。
でも、国鉄時代の原色のままで残っている DD51 852 を、粘りに粘って影が出なくなった瞬間にシャッターが切れたので、今回の遠征は成功だったと思っています。
今回は足をつったあとに苦労して撮影した1枚をアップします。
愛知機関区(愛)の DD51 852 です。
DD51 852(愛) 2016年1月6日 四日市駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
DD51 852 は愛知区配置車では新参者グループに分類される車両で、東日本大震災で寸断された東北本線の郡山に向けて磐越西線経由で燃料輸送を行ったときに動員されたDD51形の1両です。
当時は門司機関区の配置で、東新潟機関区に貸し出されていました。
このときのDD51形の活躍はニュースでも採り上げられたほどでした。
もともとは美祢機関区(のちの幡生機関区美祢派出)に長年配置されていた石灰石・セメント輸送機で、寒地仕様車ではなく一般仕様車のためスノープラウは装備していません(一時、運用の都合でスノープラウを装備してましたが、愛知転属に際して撤去されました)。
八高線のDD51形を長年見てきましたので、DD51形はスノープラウがあって然りです。
そういう意味では DD51 852 は見た目の重心が軽いので落ち着きませんが、車体更新を推進していたJR貨物にあっては貴重な原色機。
ナンバープレートがブロック化されずに、冷風装置も取り付けられなかったので、原形度の高いDD51形です(運転士さんは大変でしょうが…)。
前回アップした赤色系更新機の DD51 857 が撮れたときとは異なる次元の満足感が得られました。
背景に写っているステンレス車体の313系が邪魔だったので、何度もこの場所にもどって撮り直しを試みましたが、お天気との兼ね合いからおとなしい背景で撮ることはできませんでした。
せめて、313系のブラインドが汚らしく閉じていなければ!なんて文句も言いたいですが、主役はきれいに撮れたので我慢することにいたします。
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