本日（10/21）、交友社から 鉄道ファン2024年12月号（No.764）が発売されました。

今回は（おもにJR東日本の）“在来線 2階建てグリーン車”を8ページに渡って解説しました。

ちょうど自身が学生のときから活躍し始めた2階建てグリーン車ですし、今回は北海道や九州ではなく地元を走る列車に連結される車両でしたので、少し気合いを入れて概説いたしました（あとで文字数を減らすのに苦労しましたが…）。

ただ、初期のサロ213形や113系組み込みのサロ124形などは形式写真を撮るのが難しい東海道本線（東京口）で使用されていたので、今回掲載されている写真は2000年代以降、“E”の付く系列が増え始めた頃からの撮影です。その点はご了解ください。

JR東日本の2階建てグリーン車以外も、サロE217形をベースとしたJR四国5000系の5100形も取り扱っています。
快速「マリンライナー」で活躍している2階建て先頭車です。

 
この他にも、昨今話題となっている中央快速線・青梅線用のサロE222形0番代なども扱いました。

何れの系列も代表的な編成イラストを入れており、車内配置が変わった系列については室内配置図を入れて分かりやすくなるよう工夫しましたので、書店などで 鉄道ファン2024年12月号 を見掛けたら、手に取っていただけると嬉しいです。

 
形式写真については、いつもお世話になっている横山さんや冨田さん、市原さんにも写真を提供していたいだきました。

ご協力いただいた方々には感謝しております。
本当にありがとうございました。

 
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今回は、“在来線 2階建てグリーン車の系譜”には掲載されなかった形式写真の中から、常磐線“赤電”ラッピングとなったカツK423編成の サロE531-23（水カツ）をアップしたいと思います。

サロE531-23（水カツ）　　2024年5月19日　牛久駅

上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。

基本編成の5号車に連結されているトイレ付きの2階建てグリーン車です。

E531系 カツK423編成（“赤電”ラッピング車両）

上の編成図をクリックすると大きく表示されます。

2階建てグリーン車は2両ペアで連結されるので、奇数形式のサロE531形は偶数寄り（後位側）に洋式トイレと洗面所が配置されています。

室内配置図をご覧になると、客室とトイレ・洗面所の位置関係がよく分かると思います。

サロE531形の平面図