モニタリング装置搭載準備工事車に変更された中央快速線用の サハE233-13

夏至を過ぎてもこの時期は日の出の時刻が早いので、最近は積極的に中央快速線のE233系(0番代)を撮りに高尾詣でに出掛けています。
例年よりも今夏の睡眠障害はひどく、昼夜逆転どころか2日間丸々寝られないことも多いので、壊れた体内時計を逆手にとって何度かE233系0番代の特徴車を撮影しています。
中央快速線を受け持つ豊田車両センター(八トタ)のE233系0番代は10両固定編成(T1〜T42・T71編成)と6両分割編成(H43〜H59編成)の2種類の編成で構成されていますが、早朝の高尾駅で撮影できるのは10両固定編成のみ。
高尾駅できっちり10両固定編成の各形式区分を撮っておきたいと思っていますが、特に線路モニタリング装置を搭載したトタT36編成の サハE233-36 は外せません。
でも、今年は残念ながら雨のためダメでした。来年以降にお預けです…
次の撮りたかったのは、モニタリング装置搭載準備工事車然としたトタT13編成の サハE233-13。
こちらは快晴の予報が出ていたので、日の出直前に何とか撮影しました。
朝焼けで車体の一部がオレンジ色に反射するなど写真としては酷い状態でしたが、何とかレタッチしていつものようなコントラストの弱い形式写真に仕上げることができました。
こんな感じです。
どうでしょうか?
サハE233-13(八トタ) 2020年6月29日 高尾駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
サハE233-13 は2014(平成26)年10月に線路設備モニタリング装置が取り付けられ、床下機器が賑やかな状態になっていました。
しかし、2018(平成30)年7月にトタT36編成の サハE233-36 に線路設備モニタリング装置搭載準備工事が施工され、のちに同装置の設置工事が実施された関係からか、サハE233-13 の線路設備モニタリング装置は撤去されてしまい、同装置の取付枠だけが残る準備工事車然とした外観に変わってしまいました。
取付枠だけが残っている部分を撮影してみましたが、死重と見られる鉄板が重ねて搭載されており、自重が変更されないような措置が施されているようです。
“ARf”と書かれた機器箱は落成時から取り付けられている補助整流装置ですが、左右に搭載されている線路設備モニタリング装置の関連機器のほとんどは枠だけになっています。
軌道変位検測装置の機器箱(写真右側)は存置されていますが、中身は空っぽかも知れません。どうなっているのでしょうね〜
今回撮影できなかったトタT36編成の サハE233-36 ですが、線路設備モニタリング装置を搭載しているうちに撮らないと準備工事車然とした外観に変わっているかも知れないですね。
そのときは床下が賑やかになった サハE233-13 狙いに変わっているかも知れません〜
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