東海道本線東京口のモハE233形3400番代(モハE233-3405)
7/16(祝月)の書き込みのとおり、夕方につきみ野を出発し、軽自動車のワゴンRを夜通し運転して広島に向かいました。
昨日(7/17)、今日(7/18)と広島地区の国鉄形車両を撮影するつもりでしたので。
ところが、昨日の朝、移動途中の山陽自動車吉備サービスエリアで朝5時更新の天気予報を確認するために気象庁とウェザーニュースのサイトをチェックしてみたら、ここ数日に出されていた《曇りときどき雨》の予報がすべて《晴れ》に変わってました。ブラウザのキャッシュが悪戯しているのかと目を疑いましたが、現実でした。
1地域だけをターゲットにしていると天気リスクに対応できないので、今回は下関(山口県)と和田山(兵庫県)も撮影場所候補としていましたが、こちらも概ね《晴れ》。
下関に曇り予報が出ていましたが、天気予報を確認した岡山県から距離があるので、朝から形式写真は撮れない。これでは何もできません。
現地初日だけ晴れならロケハンで時間潰しができますが、曇りベースの天気予報がどこかに行ってしまったので、今回の遠征は中止。
岡山県の玉島インターチェンジで降りて、帰宅することにしました。
神奈川〜岡山間の交通費はもったいなかったのですが、形式写真日和りのコンディションが期待できない現地で時間を潰すのも結構辛いので、そんな決断をしました。
天気予報がハズれ、梅雨明け宣言が出されたなか、テツとして何の成果もなかったので、高速道路で一気に横浜町田インターまで帰る気になれず、一般道路を走って帰ることにしました。
事前に作成していた「広島駅5・7番線時刻表」も無駄に…
局地的に出されていた《曇り》予報に期待して名阪国道(国道25号線)に近い柘植駅(関西本線)に寄ったりもしましたが、炎天下のなか、カーテンがすべて閉められたキハ120形を見て落胆しただけで、テツ的には何もできないほどいい天気でした。
今回の遠征は、カメラや三脚を手にすることなく、ただただ1,300kmを往復しただけで終わりました。
夏になると形式写真の撮影を止めてしまうのですが、これは、曇りの日でもトップライトが強かったり、カーテンやブラインドが下ろされてしまいうるさい感じになってしまうからです。
非冷房車が当たり前だった時代は、窓が全開になるのがイヤでしたが、いまはそのような心配はほとんどありません。
でも最近は、JR東日本の一般形車両のようにカーテンやブラインドを省略した車両が増えているので、夏場だから撮りにくいという車両は減りつつあります。
モハE233-3405(東チタ) 2012年6月20日 平塚駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
カーテンやブラインドの最大の機能は光を遮ることだと思っていますが、最近のJR東日本の車両はその機能を放棄しています。
窓ガラスにUV(紫外線)やIR(近赤外線)を反射するガラスを採用していますが、遮光の機能はほとんどありません。せいぜい減光のレベルです。
日焼けを防止するためにUVをカットし、入射した光線を熱に変換させないためにIRをカットするのはいいのですが、肝心な遮光はしてくれません。
日差しが強いこの時期は、車内で本が読めなくなりました。
製造および保守における工数軽減によってコスト削減を目指すのは結構ですが、何らかの方法で遮光という機能を補って欲しいと“走るんです”と揶揄されるJR東日本のE231系などに乗るたびに思います。
機能をすり替えるなら堂々と「すり替えた」と言ってください。
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