またまた特急「いなほ」「北越」などで活躍する上沼垂色のモハ484形1000番代です。

これで一通りのバリエーションが紹介できたと思いますので、これが最後、モハ484-1061（新ニイ）です。

モハ484-1061（新ニイ）　　2013年4月19日　長岡駅

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新潟車両センター（新ニイ）には485系が6両編成17本と増結用のモハユニット2両、そしてジョイフルトレインとして「NO.DO.KA」（3両編成）と「きらきらうえつ」（4両編成）の7両が在籍しています。

 
定期列車用の車両は6両編成17本ですが、7本は徹底的にリニューアルしたスーパー485系の3000番代なので、国鉄時代の面影を残す車両は485系1000番代の6両編成10本です。

そのうちATS-Pを装備した3本（T18・K1・K2編成）が国鉄特急色に塗り戻されて人気を博していますが、塗色抜きで車両それぞれを見てみると後年改造がいろいろと施されているので、昨日アップした モハ484-1043 などのように原形のイメージは珍しくなっています。

 
モハ484形1000番代は前位寄りの出入台横に車掌室が配置されており、同部分の側窓は下降窓になっていましたが、写真の モハ484-1061 など多くの車両は内開き式の小窓に取り替えられています。

このほかに、出入扉は縦長の窓ガラスが備わったハニカム構造の3000番代タイプのものに交換されています。

 
また、この写真は モハ484-1010 と同じように2位側から撮影していますが、モハ484形は1000番代第3ロット（昭和53年度民有車）から妻面の高圧配管の曲げ方が変更され、屋根上機器のうち車端部付近の交直切換断路器の形状が変更されているようです。

 
モハ484-1010 の写真を並べてみてください、この他にも昭和53年度民有車からの仕様変更が見つかるかも知れません。

頑張ってみては如何でしょうか…