自転車専用列車「B. B. BASE」の4号車に連結される定員0名の モハ208-2203
先週末、奥さんが栃木市に帰省したので、運転手として付き添って2日間ほど“マスオさん”してきました。
でも、日曜日(5/12)は曇る可能性が高いのに非テツで終わるのはもったいなかったので、少し早めに栃木を発って「B. B. BASE 手賀沼」の4号車“フリースペース”の モハ208-2203 を撮りに行ってきました。
「B. B. BASE」は2018(平成30)年から運行されているJR東日本千葉支社の6両編成の自転車専用列車で、この愛称はBOSO(房総)・BICYCLE(自転車)・BASE(基地)から取った造語です。
209系2200番代 “B.B.BASE” マリJ1編成
上の編成図をクリックすると大きく表示されます。
サイクリストの移動基地である電車に自転車を解体(分解)せずに持ち込めるのがこの列車の特長で、普段は両国を起点に内房線の「B. B. BASE 内房」「B. B. BASE 鹿野山・菜久留トレイン」や外房線の「B. B. BASE 外房」、総武本線の「B. B. BASE 佐倉・銚子」、成田線・鹿島線の「B. B. BASE 佐原・鹿島」の5コースが週末などに運行されています。
この5コース以外にも特別コースが企画されることがあり、「B. B. BASE 手賀沼」のように普段は入線しない成田線我孫子支線に来る列車が設定されることがあります。
成田線我孫子支線なら形式写真の撮影に好適な駅がありますし、栃木からなら面倒な都心部を首都高で抜ける必要がないので、栃木からの帰りに少々遠回りして安食駅に立ち寄ってみました。
でも、現地に着いてみると駅構内はセイタカアワダチソウが伸び放題…
ここで6分間も運転停車するので、跨線橋に架からない車両が一通り撮れると考えていましたが、残念ながらそれは叶いません。
たまたま未撮影だった4号車“フリースペース”の モハ208-2203 の足元だけは雑草が少なく、床下機器を遮るほどではなかったので、この1両だけをキッチリ押さえることにしました。
でも、2021(令和3)年9月から1・2号車が一般販売の座席指定席に変わったからか、サイクルウェアを着ていない一般客たちがフリースペース車内を動き回っていたので、車体揺れが酷くてなかなか撮影できません。
なんとかブレなしで撮れましたが、やっぱり雑草が気になりますね…
メインの5コース内で撮影可能な場所を探して撮り直しした方がいいかも知れませんが、いちおう記録ということで、今回は自転車専用列車「B. B. BASE 手賀沼」の4号車に連結される定員0名の“フリースペース”、モハ208-2203(千マリ)をアップしたいと思います。
モハ208-2203(千マリ) 2024年5月12日 安食駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
「B. B. BASE」で使用されている209系2200番代のマリJ1編成は南武線からの転入車です。
京浜東北線から南武線に転用された2009(平成21)年7月に機器更新を行ったため2200番代を名乗っています。
南武線を受け持つ中原電車区(現在の鎌倉車両センター中原支所)にE233系8000番代が投入されたときに209系はほとんどが廃車になりましたが、ナハ53編成だけは廃車を免れ2017(平成29)年4月に幕張車両センターに転属、同年9月に“B. B. BASE”に改造されました。
209系2200番代は南武線用の3編成のみで、他線区では見られない形式区分。
地元からも近いところで撮れるので、南武線時代の モハ208-2203 を撮影しているのかも?と探してみたらありました!!!
ということで、今回は8年前に撮影した南武線仕様の モハ208-2203 もご覧いただきたいと思います。
上の写真と同じ2-4位側ですが、南武線時代は2位側(左側)からの撮影となります。
モハ208-2203(横ナハ) 2016年6月22日 武蔵溝ノ口駅
通勤形電車でも車内を大規模に改装したり、きれいにラッピングすればサイクリスト専用車両に変身できるのですね〜
茨城県もサイクルツーリズムに力を入れているので、余っているE501系を活用して“B. B. BASE”仕様に改造してくれたら嬉しいですね。
「B. B. BASE 霞ヶ浦」に乗って土浦に、そして筑波山と霞ヶ浦をバックに記念写真を、なんてこともできますよ!
筑波山と霞ヶ浦をバックにブロンプトン(イメージ写真)
コメントの更新情報
トラックバックURL: https://www.train-books.net/jre_moha208-2203/trackback/