新潟地区の115系ユニット窓変形車(モハ114-1109)
昨日(5/27)は2か月連続の新潟遠征の成果を整理し、一部の写真についてはいつでもブログにアップできるようにレタッチしていました。
等倍でモニタに映し出して写真の傾き補正をおこないながら各車両の特徴などを観察していましたが、珍しい115系車両が新潟車両センター(新ニイ)にいることが分かりました。
リニューアル工事施工車の新ニイN28編成の3両です。
<クモハ115-1062 + モハ114-1109 + クハ115-1074>
1編成3両もいるので、1両しかいない クハ115-1601 ほどの異端車ではありませんが、このような車両が新潟にいるとは知りませんでした。
3両編成のN28編成は新潟車両センター(施工時は長岡運転区所属)では最初のリニューアル車で、1999(平成11)年7月に座席のバケットシート化、化粧板の張り替えなどの内装工事や密封コロ軸受の台車への変更、電気機器類の交換、青系への塗色変更などがおこなわれました。
しかし、中間電動車の モハ114-1109 はパンタグラフがPS16のまま残ったので、2番目にリニューアル工事が施工されてPS16ダブルパンタグラフとなったN14編成の モハ114-1083 とともに異端車となってました。
リニューアル工事に併せてパンタグラフがシングルアーム式のPS35Bに換装されるようになったのはリニューアル車の第3編成からです。
でも、いつPS35Bに換装されてもおかしくない状況が続いていたので、できるだけ早い時期に撮っておきたいと思っていた車両でした。
モハ114-1109(新ニイ) 2013年4月19日 宮内駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
そんな モハ114-1109 を中間にはさむN28編成、等倍で確認してはじめて気がついたのですが、ユニット窓の形状が変わっていますね。
下写真のように隣の車両(クモハ115-1062)のユニット窓と雪切室のルーバー部分を拡大してみましたが、ユニット窓の外枠部分の四隅にRが付いています。
外はめ式のユニット窓なので外枠部分が別のものに交換されたためだと思いますが、詳細はわかりません。
ダブルパンタの モハ114-1083 を含む新ニイN14編成は従来どおりのユニット窓ですので、リニューアル工事の第1編成だけでこのようなユニット窓の交換はやめてしまったのでしょうか?
クモハ115-1062のユニット窓
新ニイ115系のリニューアル工事のほとんどは長野総合車両所で施工されており、長野(長ナノ)の115系と施工担当工場が同じで、時期も重なっています。
もしかしたら長ナノの115系にも同じようなR付きユニット窓の車両がいるかも知れないので、これからも調査していきたいと思います。
コメント
こんばんは、ネットを検索していてこのページにたどり着きました。
変形ユニットサッシの編成ですが、長野にも存在(長ナノ N7 編成)します。
私が調べた限りでは、新ニイ N28 と、長ナノ N7 の 2 本だけみたいです。
画像などのデータも押さえておりますので、必要でしたらご一報下さい。
2013.06.07 21:15 | 上野大熊猫
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