きれいに撮るのが意外と難しいクモハE721形0番代(クモハE721-4)
長い連休が取れる人なら4/29(土)から9連休という人もいると思いますが、大企業やメーカー系以外の多くの人や学生さんたちは昨日(5/3)から5連休に突入というのが一般的なのでしょうか?
我が家は義母が倒れてから向こうの実家が大変なことになっているので、この9連休を利用して奥さんが栃木に行ったきりでシングルファーザーの日が続いています。
義母が倒れても何も家事をしない男連中の世話のために我が家が散り散りになっている、こんな状況に疑問を持ちつつ、家事の合間に仕事をする毎日が続いています。
こうなることは予想できたので、ゴールデンウィーク直前に駆け込みで福島県北部沿岸と宮城県南部沿岸にJR車両を撮りに出掛けてきました。
4/26(水)の話しです。
今回のターゲットはE721系0番代(非ワンマン対応車)と4両編成のE721系1000番代です。
何てことのない車両のように思うかも知れないですが、この2グループをきちんと撮るとなると意外に難しいのです。
E721系0番代の多くは非ワンマン対応車です。
2両編成44本のうち2010(平成22)年9月に最終増備された5本だけはワンマン運転対応の編成でした(現在は磐越西線用にワンマン化対応に改造した編成もあります)。
数のうえではE721系0番代非ワンマン対応車を撮るのは簡単のように見えます。
しかも、E721系0番代は黒磯に顔を出すので気軽に撮れます。
しかし、黒磯駅で障害物なしで撮れる先頭車は上野方のクハE720形くらい。
2両また6両編成なら障害物なしで青森方のクモハE721形も撮れますが、現行ダイヤでは黒磯に入るE721系0番代はすべて2+2両の4両編成です。
ならば、郡山駅または福島駅に行けばいいのですが、両駅ともクモハE721形は跨線橋の下またはその近傍に停車します。
塗装された車体なら跨線橋の近傍でも問題ないのですが、ステンレス製の無塗装車体は鏡みたいなものなので、周りの状況によっては影が写り込んで車体の一部が暗くなってしまいます。
結構この問題は根が深く、頭の痛い問題。
開放的な場所で撮るしか解決できないと思っています。
同様の理由で、4両固定編成のE721系1000番代のクモハE721形1000番代も撮影が困難な車両と位置付けています。
でも、これは関東地方在住者の視点です。
E721系は運用範囲が広い。
宮城県まで行けば何とかなるので、クルマ遠征の車中泊で常磐線の亘理駅と浜吉田駅(いずれも宮城県亘理郡亘理町)に行ってきました。
亘理駅は717系0・100番代が現役のときにお世話になった駅です。
今回はクルマでの移動で駅近くにお店がなくても何ら問題がなかったので、亘理駅よりももっと開放的な浜吉田駅に移動してクモハE721形0番代を撮影しました。
クモハE721-4(仙セン) 2017年4月26日 浜吉田駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
気象庁、日本気象協会、ウェザーニューズいずれも曇り予報だったので遠征を決行しましたが、この日は薄日が差す程度の心地よい天気。
アメダス的には日照時間が短い日だったのかも知れませんが、車体上部を絞ったステンレス製車体がテカってしまって撮影を見送ること度々… ストレスの溜まる1日でした。
それでも、非ワンマン対応のクモハE721形0番代はきれい撮れました。
非ワンマン対応のためドア横の出入口表示器が塞がれている状態もはっきりと確認できます。
跨線橋などの写り込みも見られないので、地味ながらも満足な1枚が撮れたと思っています。
5月に入ってからは「TRAIN SUITE 四季島」を追いかけたブログが多いようですが、こちらはマイペースに地味な成果を少しずつ報告していきたいと思います。
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