“夏の臨時列車のお知らせ”について(写真は大糸線乗り継ぎ運転の「あずさ38号」に使用された クモハE353-9)
昨日(5/17)、JR各社から“夏の臨時列車のお知らせ”についての発表がありました。
6月からの撮影計画のためにリストにしてまとめてみました。
今年(2024年)は、臨時列車の設定がコロナ禍前のレベルまで戻ったように感じます。
特にJR東日本は、HB-E300系の“ひなび”“SATONO”や勝田に転属したE653系1000番代を活かして積極策に打って出ているような印象です。
これ以外にも、往年の急行列車名をE257系(5000番代)の夜行特急「アルプス」として復活させたり、昨年(2023年)は別車両への乗り継ぎで大糸線に乗り入れしていた特急「あずさ1・38号」を松本〜白馬間のみの特急「はくば」として独立させるなど、話題づくりをうまくやっています。
この調子でこれからも臨時列車が賑わうといいですね〜
JR北海道
JR北海道(特急列車の運転計画について〈7~9月分〉)
JR東日本(全体)
JR東日本(盛岡支社)
JR東日本(秋田支社)
JR東日本(東北本部)
JR東日本(新潟支社)
JR東日本(高崎支社)
JR東日本(水戸支社)
JR東日本(千葉支社)
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上述のとおり、昨年(2023年)は特急「あずさ1・38号」を同一列車扱い・列車乗り継ぎで白馬まで延長した特急列車が運転されました。
新宿〜松本間はE353系の12両編成(9+3両)で、大糸線松本〜白馬間は別に用意されたE353系の3両編成で運転。松本駅で同一ホームの乗り換えを行い、指定席特急券は大糸線との通し切符というかたちです。
E353系の3両付属編成はいつも特急「あずさ」「かいじ」の9両基本編成の新宿方に連結されるので、偶数向きのクモハE352形はいつも12両編成の中間に封じ込まれています。
「富士回遊」「信州」などで3両付属編成が単独で運行されますが、クモハE352形が撮れそうな場所は思い付きません…
そんなときに3両付属編成が大糸線に入る臨時「あずさ1・38号」が設定されたので、早速、信濃大町に向かいましたが、残念ながらE127系100番代のローカル列車が3号車(クモハE352形)の手前に止まっていて撮影できませんでした。
でも、新宿方のクモハE353形は公式側(2-4位側)から撮れました。特急形電車は撮影駅が限られるので、これは滅多にないチャンス〜
ということで、今回は運転士席側(2位側)から撮影した3両付属編成のクモハE353形、クモハE353-9(長モト)をアップしたいと思います。
クモハE353形は付属編成の動力車比率を2M1Tに上げるため、後位台車のみ動台車とした所謂0.5M車です。
JR東日本の特急形電車では珍しいシステムですが、付属編成の両端に0.5M車をそれぞれ連結しているので、編成内の動力バランスがきれいになっています。
クモハE353-9(長モト) 2023年7月15日 信濃大町駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
臨時特急「はくば」も「あずさ1・38号」のときと同じように3両付属編成の単独で運行されますが、昨年同様クモハE352形は撮れないのでしょうね…
クモハE352形が顔出しで撮れる場所を探さなきゃ〜
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