「日光」「きぬがわ」の1号車(クモハ252-1001)
最近はぜんぜん出撃に出掛けていないので、手元にある写真をレタッチしてなんとかお茶を濁していますが、今回は残念なカラーデザインの車両をアップします。
東武日光線直通の特急「日光」「きぬがわ」で使用されている クモハ252-1001(宮オオ)です。
クモハ252-1001(宮オオ) 2013年9月2日 東武鉄道下今市駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
新宿〜東武日光・鬼怒川温泉間を結ぶ特急「日光」「きぬがわ」で使用されていた485系リニューアル車の置き替え用として、2011(平成23)年6月から運用に入ったJR形車両です。
485系の置き替えを機に、共同運行の東武「スペーシア」に負けないような車両を投入すると思いきや、白羽の矢を立てられたのは「成田エクスプレス(N’EX)」で酷評され続けてきた253系でした。
しかも、こんどは車体塗色が非常に残念…
この配色は、日光のシンボルである二社一寺(日光東照宮・日光山輪王寺・日光二荒山神社)と神橋を表現しているということらしいですが、もう少し一般ウケするようなデザインにまとめられなかったのか?と可哀想に思ってしまいます。
「成田エクスプレス」時代の253系は、特急用車両なのにボックスシート(普通車)で登場し(1990年)、
これじゃ〜まずいと、更新改造でシート配列が見直されたものの、こんどは集団見合い式のシートに変更(2003〜2004年)、
という前科者。
よくこれで特急料金を徴収していたな!と思われるアコモでした。
しかし、2011(平成23)年に「日光」「きぬがわ」に転用された253系は2002(平成14)年のサッカー・ワールドカップ輸送用として増備された200番代(5次増備車)なので、落成当初から普通車の座席は2人掛け回転リクライニングシート。
なので、それほど嫌ってはいませんが、もう少し見た目に気を遣った方がよかったのでは。
せっかく485系という国鉄形車両を置き替えたのですから…
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