霜取りパンタグラフを増設した大糸線のクハE126形100番代(クハE126-107)
大糸線電化区間(松本〜南小谷間)のローカル運用はE127系100番代が使用されていますが、ここも寒冷地のため“霜取りパンタグラフ”を搭載した車両が昔から配置されています。
旧形国電時代は17m車の クモハ12001 、新性能電車が走るようになってからは クモヤ90803 が使用されていましたが、現在は主電動機(モーター)を持っていないクハE126形100番代にパンタグラフが取り付けられています。
E127系100番代は1998(平成10)年に2両編成12本(A1〜12編成)が新製されましたが、この霜取りパンタグラフを搭載した編成は2本(A11・12編成、クハE126-111・112)のみでした。
2本だけでは運用を回すのが大変だったのか?何ともいえませんが、2006〜2008(平成18〜20)年に霜取りパンタグラフの増設工事がクハE126-107〜110に対して行われたので、現在はE127系編成のうち半分が“霜取りパンタグラフ”になりました。
クハE126-107(長モト) 2011年6月11日 信濃大町駅
クハE126形100番代の前位側に取り付けられたパンタグラフはクモハE127形100番代と同じシングルアーム式なので存在感がありません。
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