「あいづライナー」を代走する クハ481-1015
前回に引き続き快速「あいづライナー」で使用されている485系ですが、今回は長期の代走運用に入っている国鉄特急色のA1/A2編成の先頭車をアップします。
偶数方の クハ481-1016 はすでにアップ済みなので、今回は クハ481-1015(仙セン)にします。
会津若松駅は「あいづライナー」用車両を撮影するには好適な場所でしたが、残念ながら停車目標の標識が立ってしまったので、現在は撮影できなくなりました。
クハ481-1015(仙セン) 2012年10月2日 会津若松駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
仙台車両センター(仙セン)のA3/A4編成は国鉄時代の特急色をまとっているので人気の車両ですが、2006(平成18)年3月までは青森車両センター(盛アオ)に配置され、特急「はつかり」が廃止されてからも「つがる」の予備車として同センターに残っていた最後の485系1000番代でした。
「はつかり」で運用されていた クロハ481-1013 時代の1988(昭和63)年に青函トンネル乗り入れ車両に指定されたため、先頭部助士席下部にATC-Lが取り付けられました。そのときに空気圧縮機(CP)が床下に移設されたため、助士席下部のルーバーがなくなってのっぺらぼうになり、1-3位側中央部にCPが設置されました。
青函トンネル乗り入れ対応車はほとんどが485系3000番代に改造されましたので、オリジナルっぽい外観で残ったクハ481形1000番代はA1/A2編成のクハ481-1015・1016だけだったのです。
すでに485系は風前の灯火で、クハ481形1000番代そのものも3両だけになってしまったので、こうやって走っているだけでも奇跡です。
これからも、東北育ちのA3/A4編成をこれからも見守っていきましょう。
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