Nikon シフト・ティルトレンズの試し撮り-1(クハ208-3001)
先日の書き込みのとおり、“PC-E Micro NIKKOR 45mm f/2.8D ED”を購入しました。
そのときに「人生初めての Nikon の35mmカメラ用の交換レンズ」と書きましたが、Nikon のレンズ自体は引き延ばし機で使ってましたので、“35mmカメラ用”と書き加えてました。
引き延ばし機でフィルムのプリントしていたときは、すでに中判カメラに切り替えていたので、“Nikon”への強い憧れはありませんでしたが、Nikon のレンズを所有しているって気持ちいいですね。
ニコン相模原製作所の近くの高校に通っていたので、毎日教室から“Nikon”のロゴを見てましたし、その頃は写真部に所属していていたんですよね。
そんなあこがれの Nikon のレンズですが、ゴールデンウィークに曇ってくれた日があったので、このレンズの撮影条件出しのために何回か川越・八高線の高麗川駅まで行ってきました。
条件出しと仰々しく書きましたが、このレンズは“ティルト”と“シフト”というツマミを調整しながら撮影するレンズなのです。
“ティルト”と“シフト”の機能の説明をし始めるにはもう少し準備が必要なので、別の機会に作例を添えて説明しますが、ティルト角というレンズの首振り角度を変えながらピント範囲を調整して撮影。慣れないと撮影までに時間が掛かる。
また厄介なのが、適正露出がティルト角によって変わる。これに気が付くまでに時間が掛かってしまいました。バカですね…
ティルト機能(上から見た写真)
一番重要視していた画質ですが、それほどシャープではないようです。
PC-Eレンズに関する記事やブログにはかなりシャープと書いてありましたし、いつもダマされる“価格.com”のユーザーレビューには「とんでもない位にシャープなレンズ」なんてことが書いてありましたが、シャープさでは常用の“Carl Zeiss PLANAR T*1.4/50mm”には遠く及びません。
ただ、もう少し撮影条件を詰めないといけないと思っているので、もう少しプチ出撃を繰り返して、“PC-E Micro NIKKOR 45mm f/2.8D ED”の最適条件を探してみます。
今回はそんな“PC-E Micro NIKKOR 45mm f/2.8D ED”で撮影した形式写真をアップします、川越・八高線用で使用されている209系3000番代、クハ208-3001(宮ハエ)です。
クハ208-3001(宮ハエ) 2014年5月5日 高麗川駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
※ なお今回の写真は、パンタグラフがない車両なのでシフト機能はほとんど使っていません。
また、ティルト角も1/3度程度が最適であったため、大きなサイズの写真に引き延ばさないと効果は分かりません。
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