新長野色のクハ115形1500番代(クハ115-1512)
今回も手元にある写真をレタッチしてなんとかお茶を濁します。
現行ダイヤになってから中央本線高尾駅のホームから気軽に撮れるようになった車両で、長野総合車両センター(長ナノ)の クハ115-1512 です。
クハ115-1512(長ナノ) 2013年5月17日 高尾駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
首都圏に入ってくる長ナノの6両貫通編成(ナノC編成)は14本ありますが、そのうちの1本、C8編成の奇数方には、1992(平成4)年1月に サハ115-1027 から改造された クハ115-1512 が連結されています。
JR西日本のゲテモノ改造車のように個性が強くないので、先頭車化改造車のように見えませんが、オリジナルの クハ115-1030(←こちらは偶数向き先頭車で、トイレ付き)と見比べてみるとその違いが分かります。
中間車のサハ115形1000番代に運転台ユニットを取り付けた車両なので、乗務員扉後部に狭窓がなくて戸袋窓が大きく、屋根上の通風器の配置が中間車時代のままで、車端部の1個だけが取り外されています。
でも、パッと見ではオリジナルのクハ115形1100番代(奇数向き)とは見分けが付かないかも知れないレベルですが、JR東日本にはこんな先頭車化改造車が地味に走っています。
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