新長野色のクハ115形1000番代(クハ115-1086)
編成表のイラストもひな形ができたし、岡山地区を走っている115系や213系の短編成化の変遷を絡めながらこのまま岡山電車区(岡オカ)の“よく見ると変わった車両”を続けよう!なんて思いましたが、今日は高尾駅まで115系を撮りにプチ出撃してきましたので、ささやかな成果を今回アップすることにしました。
今回は、長野総合車両センター(長ナノ)のC2編成(6両編成)で偶数向き(中央本線基準で松本方)に連結されている クハ115-1086 です。
クハ115-1086(長ナノ) 2013年6月19日 高尾駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
長ナノのC編成は中央本線・篠ノ井線の立川〜松本間で使用されている6両編成で、C1〜C14編成の14本が運用に就いています。
半数の7本がリニューアル工事施工車で、新潟車両センター(新ニイ)のリニューアル車と同様の改造が行われていますが、長ナノの車両はリニューアルの施工にかかわらず塗色が同じなので塗色だけで判断できません。
写真の クハ115-1086 は非リニューアル施工車ですが、前位台車に速度発電機が取り付けられているので、台車の軸受けが密閉コロ軸受に改造されているのか、原形のままなのか、分かりにくくなっています。
中央本線用として運用されているC編成ですが、もともとは東北本線上野口で使用されていた車両で、E231系に置き替えられる2004(平成6)年10月までは同線で活躍していました。
長ナノC2編成も編成の真ん中に サハ115-304 を組み込んだ7両編成(Y1131+Y1132編成)で、1979(昭和54)年の新製配置以来、小山電車区(東ヤマ)に配置されていました。
一方、当時の中央本線は豊田車両区(八トタ)の115系0番代や300番代が主力であったので、これらの115系初期形車両を置き替えるために、松本車両センター(長マト)に115系1000番代と一部の115系300番代が転入してきました。
そして、2007(平成19)年3月に長マトの115系が長ナノに移管され、現在に至っています。
編成図イラストのひな形ができたので、サクッと長ナノC2編成を書いてみましたが、こんな感じです。
長ナノの115系は国鉄色から長野色に塗り替えられていることもあって、国鉄型ブームにイマイチ乗り切れていませんが、長野オリンピックを機に塗り替えられた現在の新長野色は清涼感があっていい色だと思っています。
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