来春引退予定の「SL銀河号」編成の動力付き客車 キハ142-701
少々あいだが空いてしまいましたが、今回は、先月下旬に出掛けた東北遠征の初目(10/22)の続きです。
初日の午前中は 約600km運転して釜石線の土沢駅に向かい、鉄道開業150年の記念ヘッドマークを掲出した C58 239 を撮影しました。
当初の予定には入っていなかった土沢駅での撮影でしたが、まずまずの成果。
こんどは、「SL銀河号」編成のキハ141・143系を撮るため、本来の目的地、釜石に移動〜
土沢から釜石までは、釜石自動車道(無料区間)を使えば1時間ほどで着いてしまいます。
でも、のんびり走る「SL銀河号」を急いで先回りする必要がなかったので、釜石道の開通ですっかり寂れてしまった国道283号(釜石街道)を走り、足ヶ瀬駅やホッパー遺構が残る陸中大橋駅を経由して釜石に向かいました。
途中、足ヶ瀬駅に立ち寄ったときに通った細い道路が岩手軽便鉄道の廃線跡だったり、仙人トンネルの遠野市側入口で工事による規制で数分待たされた地点が仙人峠駅跡地であったり、意図せずに廃線跡めぐりのドライブを楽しみした。
仙人トンネルを抜けてループ橋のある急こう配を下ると、陸中大橋駅前。
構内に鉱石積み出し用ホッパーの遺構が残っている寂れた駅です。
陸中大橋駅の入口
元国際興業の岩手県交通バスとイギリス積みのレンガ倉庫
陸中大橋駅構内に残る釜石鉱山のホッパー遺構
近所の旧釜石鉱山事務所にも立ち寄ればよかったのですが、徹夜のドライブ明けで気持ちに余裕がありませんでした。
残念です…
それよりも釜石駅の状況が気掛かりだったので、数km先の釜石駅を目指しました。
釜石駅構内の雑草は問題なし〜
SL列車が来るのを待つだけになったので、知人の実家が釜石市内で食堂(工藤精肉店 食堂部)をやっているという話しを聞いていたので、腹ごしらえをして撮影に備えました。
ということで、今回は来春引退することが決まっている「SL銀河号」編成の動力付き客車のうち花巻方の1号車に連結されている キハ142-701(盛モリ)をアップしたいと思います。
キハ142-701(盛モリ) 2022年10月22日 釜石駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
お名残乗車の人たちがホームでごった返していたため、状況が落ち着くまで待っていましたが、こんどは途中から小雨…
写真をレタッチするまで不安でしたが、特に雨の影響はありませんでした。
撮影後、三陸沿岸道路(無料区間)を南下し、石巻郊外の道の駅“上品の郷”で温泉に ♨
翌日の撮影に備えて山形自動車道の古関P.A.まで移動し、これで長い長い一日が終わりました。
東北遠征初目(2/8)の走行距離は、約950km。
我ながら頑張りました〜
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