左沢線専用車 キハ101形のラストナンバー(キハ101-13)
前回アップしたように山形遠征のメインは標準軌仕様の701・719系でした。
719系5000番代のクモハ719形とクハ718形、ワンマン対応車と非ワンマンのそれぞれ2種類ずつ、そして701系5500番代のクモハ701形とクハ700形。
合わせて6形式区分を撮るとなると米沢駅だけでは無理なので、かみのやま温泉と山形に移動する予定にしてました。
日曜日(9/11)は珍しく天気予報どおりお昼を過ぎても曇りベースのお天気。
なかなか予報どおりに曇ってくれることはないですからね…
山形駅の在来線ホーム横の留置線でお昼寝している左沢(あてらざわ)線専用形式のキハ101形を4両も撮影してきました。
そのうちの1両はキハ101形の後期形。
このタイプは キハ101-12・13 の2両しかいないので、2/13の確率を飛び込みで射止めることができました。
しかも、特徴的な部分が分かるように留置されていましたからね…
相当ラッキーだったと思います。
ということで、今回は左沢線専用形式であるキハ101形のラストナンバー、キハ101-13(仙カタ)をアップしたいと思います。
キハ101-13(仙カタ) 2016年9月11日 山形駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
キハ101形の前任車は白地に出羽三山をモチーフにしたシンボルマークをあしらったワンマン対応改造車のキハ40形500・2000番代でしたが、高校生の通学利用客が多い短距離路線という事情から、左沢線を受け持っていた新庄運転区(仙シウ)のキハ40形は乗降時間短縮のためにトイレを撤去したオールロングシート車となっていました。
1993(平成5)年に投入された後継車キハ101形は仙シウのキハ40形の基本的な客室仕様を引き継ぎいでいるので、キハ110系として初めてのトイレなし&オールロングシート車となっています。
ただし、バリアフリー化の流れからキハ101形は車いすスペースが4位側に設けられています。
ほぼ同時期に大湊線に投入された富士重工業製のキハ100形200番代と基本構造が同じなので、キハ100形で新区分を名乗っても問題ないレベルの仕様変更でしたが、新潟鐵工所製の左沢線後継車の場合はキハ101形という新しい形式となりました。
製造会社の関係で分けたのでしょうか?
そんなことはないと思いますが、国鉄末期やJR西日本、JR九州だったらキハ100形1000番代と名付けられていたかも知れませんね。
キハ101形登場時の新車ガイド(鉄道ファン 1994年1月号)
新車ガイドが「鉄道ファン 1994年1月号(No.393)」に掲載されていますが、最初に投入された1993(平成5)年10月製の キハ101-1〜6 と今回アップした1997(平成9)年2月製のラストナンバー、キハ101-13 は明らかに外観が違いますね。
一見して分かる部分の他にも細かいところで仕様が変わっていることが分かりましたので、次回の更新のときに写真を交えて紹介したいと思います。
コメント
初めまして
時々拝見させていただいています。
ツァイスのミルバスをお使いになられているとのことで、
以前に車体後部の解像感についての記事を拝見しましたが、
逆光や、トップライトの条件下での暗部の再現性などはいかがでしょうか?
また、何かの記事で、そんな点にも触れていただければ幸いです。
価格比較サイトの書き込みは絞り込んだ条件での評価が少なく
(ミルバスは書き込み自体が少ない)参考にできないな~と感じています。
記事楽しみにしています。
よろしくお願いします。
2016.09.15 07:24 | たーちゃん
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