北上線運用に入っているパイプスカートのキハ100形1次車(キハ100-7)
半月以上も遅れて北海道・東北遠征の記録を書いていますが、今回は4日目、6/25(月)の続きの話しです。
前回は話しの流れからEH500形量産車のトップナンバー機(EH500-1)をアップしましたが、遠征4日目の目玉はEH500形ではなくてキハ110系でした。
キハ110系はJR東日本が開発したローカル線用気動車で、投入線区に応じて両運転台または片運転台、車体長も16m級と20m級と多彩なバリエーションを持ったグループです。
平成2(1990)年に試作車が登場し、16m級車体のキハ100形と、急行「陸中」用として回転リクライニングシートを装備した20m級車体のキハ110形の2形式がこのときに起こされました。
このときに落成した試作車はブラックフェイスで、当時の鉄道ファン誌(1990年4月号)の表紙を飾るほどの斬新なデザインでした。
鉄道ファン 1990年4月号(No.348)
1990(平成2)年ごろは追いかけていた救援車(客車)がほとんどが解体され終わった時期で、次なる被写体を求めていたときでした。
ちょうどその頃に登場したのがキハ100形。
ブラックフェイスのキハ100形が気になったので北上駅に行ったことがありましたが、量産車1次車(キハ100-5〜8)が落成したあとで、行ってみたらすでに現在のおとなしい塗り分けになって空振りでした。
今回はそのとき以来の北上訪問ですから、約25年ぶりです。
北上線を受け持つ一ノ関運輸区(盛イチ)はその後の増備でパイプスカートを廃止した量産車2次車ばかりになってしまったので、キハ100形の試作車(キハ100-2・4)または量産車1次車(キハ100-5〜8)を撮影するのは至難の業。
そんななか、遠征4日目の早朝に2両も量産車1次車が北上駅に来てくれたのですから、なかなかの強運です。
試作車の キハ100-2・4 が来てくれたらよかったのですが、北上駅では特徴側となるトイレ側を撮ることができないので、これについては別の機会を考えた方がいいようです。
遠征4日目(6/25)はEH500形量産機のトップナンバーを撮る前に地味な成果がありましたので、今回はそのときに撮影した キハ100-7(盛イチ)をアップしたいと思います。
キハ100-7(盛イチ) 2017年6月25日 北上駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
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