トイレ部分が連続窓のように処理されているキハ100形試作車②(キハ100-2)
記録的猛暑のもと、例年よりも早く夏バテ気味に…
さらに睡眠障害が悪化して稼働率が激減してしまったところ、こんどは約35年ぶりに尿路結石が再発。激痛で2日連続のたうち回っていましたが、やっと落ち着きました。
今月は非テツ関連で毎週のように出掛けていたので、しばらくはゆっくり休みたいと思います。
* * *
まだ先月下旬の東北遠征後半戦の撮影報告が終わってないので、今回は最終日となる撮影2日目(6/27)のことを少しまとめたいと思います。
東北遠征後半戦の撮影初日(6/27)は、横手で前泊したうえに7時間粘ってキハ100形の量産1次車 キハ100-7 を撮影。しかし、これを2日間も続けると歩留まりが悪くなるので、この日のうちに青森に向かいました。
3日前のリベンジのため青森に前乗りしましたが、今回も朝からほとんど晴れ ☀️☀️☀️
青森で撮影できたのは、たったの2両。
曇るエリアを調べてみると日本海沿岸あたり…
日本海側となると在来線での移動。しかも、列車本数が極端に少なく、優先順位の高い酒田には間に合わない。
これでは意味がないので別の撮影地を探してみたところ、大曲(おおまがり)や横手などの秋田県仙北平鹿地域はお昼過ぎから曇り ☁️
前日に目撃していないキハ100形が横手に入線することが分かったので、冨田さんが前々日(6/25)に目撃した試作車の キハ100-4 が撮れるかも?と、わずかな可能性に賭けて横手を再訪することにしました。
秋田新幹線大曲経由だと北上経由よりもキハ100形が1両多く撮影できるので、青森→新青森→盛岡→大曲→横手の経路で移動しました。
前日(6/26)に引き続き効率の悪い動線になりますが、仕方ないですね…
大曲までは曇っていたのに、横手は晴れ ☀️
でも、日ごろの行いがよかったのか?
約30分ほど駅ホームで待っていたら、急にドン曇り ☁️☁️☁️
そのうち、車庫に引き上げていたキハ100形が1番ホームに到着。
入線してきたのは、なんとなんとキハ100形の試作車!!!
車両番号を確認して見ると、目撃情報のなかった キハ100-2(盛イチ)です。
キハ100-2 とは約6年ぶりの再会です〜
前日のように早くから列車を待つ乗客もいなかったので、完全に一人撮影会。
乗客がいないので、車体揺れも気にする必要もありませんでした。
キハ100-2(盛イチ) 2023年6月28日 横手駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
乗客の視線もないので、形式写真の撮影後はパーツ写真も撮影。
先ずは、連続窓風に処理されたトイレ部分。
この部分は窓柱と同じように黒色に塗装されており、量産車とは異なり白色のJRマークが貼付されています。
プラグドアと干渉するR部分に保護カバーが取り付けられていますが、キハ100-2 はステンレス無塗装ではなく黒色に塗装されています。
連続窓風に処理されたトイレ部分
運転室側面の小窓は金属押さえ式を採用。
五角形の窓端部にRがないので、量産車の黒色Hゴムとは印象がだいぶ異なります。
金属押さえ式の運転室小窓
連結器まわりやパイプスカートは量産1次車(キハ100-5〜8)とまったく同じ仕様のようです。
連結器まわりとパイプスカート
外観のパーツ写真を一通り撮り終えてから キハ100-2 に乗車、試作車の車内を堪能しながら 732D 列車で北上に移動しました。
北上では折返しの 733D 列車まで時間があったので、ここでは乗客がいない状態で車内を撮影 📷
キハ100形試作車の4両(キハ100-1〜4)は、出入扉付近のロングシートの一部が跳ね上げ可能な収納式になっています。
立席スペースを確保するためのようですが、現在は写真のように座席の下に工具箱が置いてあるので、立席の定員増には寄与していないみたいです。
2位側に設けられた収納式ロングシート
結局、東北遠征後半戦はお天気に翻弄されたため2日間とも横手に滞在。しかも、キハ100形しか撮れなかった非効率な遠征となりました。
撮影枚数は悲しいほど稼げませんでしたが、わずか2両となったキハ100形試作車を含むパイプスカート車がトイレ側からきれいに撮れたので、最近では珍しいくらい運のいい遠征となりました。
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