“鉄道開業150年”の記念ヘッドマークを掲出した「SL銀河号」の C58 239
前回書いたとおり10月中旬にクルマを打つけられたため、寒さが厳しくなる12月中旬くらいまでに何回か車中泊で撮影遠征に出ようと考えていた話しがすべてご破算に…
慣れないクルマで何100kmもの長距離ドライブには出られないので、(同じようにクルマを打つけられた)春先に続いてこの冬も優先順位を付けて遠征せざるを得ない状況になりました。
列車本数が極端に少なくて移動が難しいローカル線で、この秋に撮っておかないと後悔しそうな「SL銀河号」(花巻〜釜石間)のキハ141・143系、これ一択。
「SL銀河号」は週末の2日間で1往復する列車なので、クルマを預ける時期を鑑みると、遠征に出られるのは 10/15(土)と 10/16(日)だけ…
この日が晴れ予報だったら諦めるつもりでしたが、曇り予報が前日になっても変わらなかったので、都内を抜けるときに日付が変わるように10/14(金)の夜中、23時過ぎに自宅を出ました。
今回は、対象エリア内の高速道路が乗り降り自由になる“東北観光フリーパス”というETC周遊割引のうち、首都圏発着・3日間有効の「南東北周遊プラン」を使いました。
このプランなら、東北自動車道の川口JCTや常磐自動車道の三郷ICなどの入口から周遊エリアの奥鳴瀬松島ICまで行ってしまえば、それより先の釜石までは三陸縦貫自動車道の無料区間を走るので有料道路代が掛かりません。
東北観光フリーパス 周遊エリア
上の図をクリックすると大きく表示されます。
お昼過ぎに釜石入りするつもりで休み休み北上しましたが、眠気が来なくて仮眠できなかったので、「SL銀河号」往路の途中駅、釜石線 土沢駅でけん引機 C58 239 を撮ることにしました。
土沢駅は快速「はまゆり」で使用されているキハ110系量産先行車(試作車)を撮りに何度か訪れたことがある駅。
でも、今回はこれまでと違って下り列車を撮るので、早めに駅に入って撮影に備えることにしました。
誰も撮ろうとは思わないキハ110系とは勝手が違い、SL を撮ろうとする人たちがカメラの前をウロウロしていたので曇っているうちに撮れませんでしたが、順光の薄日のもとで何とか撮れました。
こんな感じですが、どうでしょうか?
C58 239(盛) 2022年10月22日 土沢駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
現地に行ってから知ったのですが、10月限定で鉄道開業150年の記念ヘッドマークを掲出していました…
2019(令和元)年6月に訪れたときは「SL銀河号」運転開始5周年の記念ヘッドマークでしたから、客車(キハ141・143系)の色調に合わせた標準のヘッドマークは撮れず仕舞いで終わりました。
11月に入ってからはヘッドマークの掲出がなくなり、真鍮部分の磨き上げもなくなっているので、現役時代を彷彿される外観となっています。
気軽に行ける距離ではないので諦めることになると思いますが、明日(11/11)にはバンパー交換からクルマが戻ってくるので、ヘッドマークなしの C58 239 の形式写真も撮ってみたいですね〜
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