静岡地区の313系3両編成ロングシート車の中間電動車(モハ313-2605)
昨日(2/11)に引きつづき、またまた静岡地区の313系3両編成ロングシート車の中間電動車モハ313形をアップしますが、今回は115系を淘汰するために投入された発電ブレーキ搭載の2600番代の モハ313-2605(静シス)です。
モハ313-2605(静シス) 2011年5月22日 沼津駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
おさらいしますが、
313系には0・300・1000・1100・1300・1500・1600・1700・2300・2350・2500・2600・3000・3100・5000・5300・8000番代が存在します。
このようにたくさんの番代区分がありますが、313系の番代区分の4桁目は座席配置、3桁目の数字のうち5〜7は3両編成用の電動車であることを(間接的に)示すことを念頭に置くと、今回アップしたモハ313形2600番代は昨日のモハ313形2500番代と同様にロングシート配置で3編成用の中間電動車であることが分かります。
モハ313形の2600番代は、2500番代に発電ブレーキを搭載したグループで、2006(平成18)年に増備されました。
クモハ313形2600番代およびモハ313形2600番代はブレーキ抵抗器とブレーキチョッパ装置を装備した車両で、列車密度の低い閑散路線での回生ブレーキ失効に備えています。
中央本線名古屋口用で発電ブレーキ未搭載のモハ313形1600番代と、発電ブレーキ搭載のモハ313形2600番代の床下機器の拡大写真を下に並べてみましたが、比べてみると搭載機器の違いがよく分かります。
モハ313-1603の床下機器(非公式側) 2013年2月2日
モハ313-2605の床下機器(非公式側) 2011年5月22日
2600番代はブレーキ抵抗器などが追加されているため、1600番代に比べて主回路リアクトルの周囲がにぎやかになっています。
本来なら、モハ313形2500番代の非公式側の写真があればよかったのですが、手元に写真がありませんでした。
今回はモハ313形1600番代と比較していますが、1600番代は2500番代と同時期に増備された313系3次車の一員で、床下機器などの基本仕様はお互い同じとみて結構です。
313系2600番代は2500番代と一見同じ外観をしていますが、発電ブレーキを搭載しているので、御殿場線や身延線の115系置換用として投入され、現在もこれらの路線でおもに運用されています。
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