東海道本線名古屋地区の「新快速」などで活躍するクモハ313形5000番代(クモハ313-5007)
“Adobe Fireworks”というWEBサイト用のグラフィックソフトをご存じでしょうか?
“Photshop”と“Illustrator”の双方の領域を網羅した一方で、高機能な部分を取り除いてWEBサイトの素材作りに特化したソフトでした。
2012(平成24)年にリリースされた“CS6”版が最後の Adobe Fireworks。
サブスクリプションとなった Adobe Creative Cloud(“ Adobe CC”)には含まれず、Adobe のラインナップからも消えてしまいました。
MacOS が新しくなってからもしばらくはMac版の Fireworks は動作しましたが、“macOS 10.15(Catalina)”のリリースで完全にお終いに…
最新の MacOS と Fireworks が動作する古い MacOS をデュアルブートで動かすという方法もありましたが、素人が故に失敗しそうな感じがしたので、事務所に鎮座する Mac Pro 2013(通称“黒いゴミ箱”)だけ MacOS を“10.15(Catalina)”で止めて対処することにしました。
Mac Pro 2013
一方、持ち歩くことの多い MacBook (Retina, 12-inch, 2017) と MacBook Pro (16-inch, 2019) は最新の MacOS をインストールし、Fireworks の動作は諦めました。
Fireworks を使いたいときは Mac Pro の置いてある書庫に移動するスタイルで落ち着きました。
でも、これで凌げたのは2020(令和2)年の中ごろまで。
最近は MacOS が古いことによる弊害の方が多くなってきたので、Fireworks の代替ソフトをどうするか?これが、これが大きな問題になっていました。
ライセンスの切れていた“Adobe Illustrator CC”のサブスクを復活させましたが、Fireworks の代わりに使うには高機能すぎ…
最近は“Adobe XD”というのがありますが、そもそもの問題として Adobe のサブスクは趣味として使うのには高価すぎです。
ネットで調べてみると“Fireworks 難民”の受け皿になっているのは、“Sketch”と“Affinity Designer”らしく、特に後者は高額な“Adobe Illustrator CC”の代替候補としても高く評価されているとのこと。
しかも、“Affinity Designer”はサブスクリプションのライセンス販売ではなく、買い切り!
英語版だけでなく日本語版も用意されていて、Mac版は破格の ¥3,060。
30日間の無料体験版がダウンロードできるので、ゴールデンウィーク中に試してみたところ何ら問題なし。
Fireworks の代替どころか素人レベルの Illustrator をも賄えてしまったので、Mac版を購入してみました。
6〜7両編成を想定した編成図のマスターを描き、大垣車両区(海カキ)の6両編成(Y107編成)に仕立ててみました。
こんな感じです〜
カキ Y107編成
新幹線や一部の特急形車両にしか取り付けられていない車体間ダンパーを装備したJR東海の313系5000番代。
同車は東海道本線豊橋〜大垣間の「特別快速」「新快速」などで使用されていますが、315系の投入で運用が変わってしまう可能性は否定できません。
ならば、今のうちに撮っておこう!そう思ってこの冬に何回か東海地方に足を運びました。
でも、目の前に来るのはブラインドのうるさい車両ばかり…
何とかきれいに撮れたのは2両だけ。
難しいですね…
今回はそのうちの1両をアップしたいと思います。
上に掲げたカキY107編成の熱海方連結されている クモハ313-5007(海カキ)です。
クモハ313-5007(海カキ) 2021年2月26日 豊橋駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
“Affinity Designer”は Fireworks 以上のポテンシャルがあり、趣味レベルなら Illustrator の書類も扱えることも分かったので、“Adobe Illustrator CC”の書類もこちらに移管させて、Mac Pro に最新版の MacOS をインストールして不都合を取り除いてみたいと思います。
さらば Fireworks!は梅雨明けぐらいかなぁ〜
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