JR東海のキハ40形第1期機関換装車で唯一のワンマン改造車(キハ40 3306)
2015(平成27)年度中に紀勢本線と参宮線に投入予定となっているキハ25形ですが、8月から営業運転に入るようです。
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Twitter や Facebook にそれとなく遠征に関するネタを書き込んでいましたが、土曜日(6/20)の早朝から三重遠征に行ってきました。
目的はもちろん未撮影のキハ40系稀少区分車。
具体的には、
(1) キハ40形3300番代の キハ40 3306 (両運転台・ワンマン運転対応)
(2) キハ48形5000番代の キハ48 5001 (片運転台・トイレ付き・非ワンマン)
(3) キハ48形6300番代の キハ48 6302 (片運転台・トイレなし・ワンマン運転対応)
の3両。
いずれも1区分1両という稀少区分車なので、形式写真を効率よく撮るのが大変な車両です。
だから、今まで未撮影でした。
特に、(2)の キハ48 5001 は多気以西に行かないと先頭に出ない新宮方の非ワンマン車なので、撮影地があったとしても遠い!
でも、JR東海のキハ40系をすべて撮影するには避けて通れないので、考えられる2ヶ所の撮影地のうち一番手前にある紀勢本線多気駅の夕方留置を狙うために、そして、その他の2両もついでに撮れるようにと2日連続で曇るタイミングをず〜っと待っていました。
で、ようやくその日がこの週末に訪れたので、遠征1日目(6/20)の早朝に沼津駅で285系の中間車を撮りつつ、そして遠征2日目(6/21)の早朝には関西本線名古屋口で211系0番代と非ワンマンのクモハ313形1300番代(シンB401〜B408編成)を撮影するために、いつものようにワゴンRの車中泊で遠征してきました。
今回の遠征は稀少車狙いで成果を得るのが難しい行程で、現地では一身田駅(三重県津市)と多気駅(三重県多気郡多気町)を何度も往復するなど、3両のキハ40系の運用に合わせた動線の悪い移動ばかりで大変でしたが、何とか3両とも絶好の花曇りのもとで撮ることができました。
ただ、(2)の キハ48 5001 だけは引きが取れる場所に留置されなかったので、小学生写真みたいな残念な構図になってしまいました。でも、中間に入ってばかりでほとんど顔を出さない キハ48 5001 が撮れたのですから、ヨシとするべきでしょう。
7月以降、美濃太田車両区(海ミオ)からの転入車受け入れ後も同車が残り、キハ25形投入にともない運用変更が行われて キハ48 5001 が撮れるようになったら、またそのときにリベンジするか考えましょう!ということで納得しました。
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今回は、キハ40系稀少区分車の一つ、キハ40形3300番代の キハ40 3306 をアップしたいと思います。
キハ40形3300番代は第1期機関換装車のキハ40形5000番代をワンマン運転対応に改造し改番整理したグループですが、キハ40 3306 の1両しか改造されませんでした。
現在、海イセにはキハ40形のワンマン限定運用はありません。
でも、キハ40 3306 はトイレ付きのワンマン対応車で、両端に運転台があるので、海イセのすべての運用に入ることができる便利な車両です。
そのため、タイミングが悪いと キハ48 5001 のように撮影自体が難しかったかも知れません。
しかし、最近は非ワンマン運用の亀山方に キハ40 3306 が連結されているので、2日に1度くらいはいつものような構図で形式写真が撮れる一身田駅に来てくれます。
キハ40 3306(海イセ) 2015年6月20日 一身田駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
キハ40系を撮っている横で、できたてのキハ25形がハンドル訓練(試運転)で走っていました。
いつからこのキハ25形が紀勢本線と参宮線の営業運転に入るのかが気になったので、駅員さんに聞いたところ「8月から」と答えてくれました。
これらのキハ25形は海イセ配置にはならないようで、車体にも「海ナコ」と標記されていましたので、名古屋車両区に配置されることになるようです。
海イセのキハ11形0・100番代とキハ40系がどのような手順でキハ25形に置き替えられるのか分かりませんが、この夏には大きな動きがありそうです。
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