大分車両センターの415系100番代(モハ414-104)
国鉄時代に設計された交直流電車のパンタグラフ付き車両は屋根上がにぎやかで見ているだけで楽しくなります。
パンタ周辺の低屋根部分には、交流と直流を切り替える“交直切替器”、交直切り替えの際に主回路を遮断する“空気遮断器”、異常時に回路を保護する避雷器や主ヒューズ、などたくさんの機器が乗っており、機器が多いため台車中心とパンタ位置がズレていルところなんて直流電車にはない魅力です。
しかも、かつては交直流車両(特急形を除く)はローズピンクが入った暖色系塗色をしていたので、一目で分かるような存在でした。
私の祖母が福島県いわき市平(たいら)に住んでいたので、高校1年生まで夏休みになると家族で平に行ってました。
上野〜平間にはいろいろな列車が走っていたので、無意識のうちに交直流電車への憧れみたいなものが生まれているのかも知れません。
当時は家族4人で483系の特急「ひたち」に乗るのは贅沢なことで、もっぱら451・453系やキハ58系の急行「ときわ」に乗っていて、定期列車に乗れないときは401系の「臨時ときわ」なんて遜色急行にも乗っていました。
昭和50年代なんてJRが生まれる10年くらい前の話しですが、冷房車やリクライニングする特急列車がまだ少なかった時代です。
モハ414-104(分オイ) 2012年3月16日 大分駅
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