“春の臨時列車のお知らせ”について(写真は“La Malle de Bois”の クロ212-7004)
もう半月も前のことですが、1/17(金)に JR各社から“夏の臨時列車のお知らせ”について発表がありました。
3月からの撮影計画のためにリストにしてまとめてみました。
JR東日本(全体)
JR東日本(盛岡支社)
JR東日本(秋田支社)
JR東日本(東北本部)
JR東日本(新潟支社)
* * *
今回の発表には、電気機関車やディーゼル機関車の引退で去就が注目されていた高崎〜横川間の「SLぐんま」がありませんでした。
これ以外にも、臨時列車の常連だった特急「しなの」の白馬乗り入れもなくなりました。
いつでも撮れると思って後回しにしているとこういうことになります。
やっぱり、フットワーク軽く動き回っておくのが吉ですね〜
ここ数年は背負うものが減って気軽に撮りに行けるようになったので、今回の発表でも急いで撮りに行かなければ!というハラハラする臨時列車はありませんでした。
こういう発表を穏やかな気持ちで迎えらるのはいいものですね〜
ということで、今回は、臨時列車のお知らせにいつも登場する“ラ・マル・ド・ボァ(La Malle de Bois)”仕様車の クロ212-7004(中オカ)をアップしたいと思います。
クロ212-7004(中オカ) 2024年11月23日 新見駅
上の写真をクリックすると大きな写真が表示されます。
クロ212-7004 は、下関総合車両所岡山電車支所(中オカ)に配置されているオカLA1編成の偶数方に連結されているグリーン車です。
213系(0番代)は快速「マリンライナー」の引退以降、岡山地区のローカル運用に転用されました。
「マリンライナー」時代にパノラマグリーン車(クロ212形0番代)を連結していたため、一部の編成は中間車サハ213形を切妻形先頭車のクハ212形100番代に改造して2両編成となりました。
グリーン車のない3両編成についても半数以上が2両編成に短縮されたため、転用劇にともないサハ213形は3両のみの稀少形式となってしまいました。
岡山電車支所 213系編成表(2024年12月末現在)
上の編成図をクリックすると大きく表示されます。
2016(平成28)年の“晴れの国おかやまデスティネーションキャンペーン”などに合わせて、3両編成だったC4編成は両先頭車が観光列車用車両に改造されて“ラ・マル・ド・ボァ(La Malle de Bois)”仕様車となりました。
その際に、余剰となった サハ213-4 はC1編成に転用されて同編成は3両編成に変わりました。
“ラ・マル・ド・ボァ”の2両は、中央の通路を挟んで窓側に向いたカウンター席と、2人掛けのリクライニングシートが配置されています。
運転室後部にサイクルラック 🚴 が設置されているので、自転車を輪行バッグに収納しなくても輪行できるように配慮されています。
しまなみ海道 の尾道と とびしま海道 の呉を絡めた観光列車が設定されたらいいのですが、同区間はサイクリストを想定していない「etSETOra(エトセトラ)」が受け持っているので、ポタリング好きとしては少々残念ですね…
コメントの更新情報
トラックバックURL: https://www.train-books.net/jrw_kuro212-7004/trackback/